カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
子供のころから憧れていた俳優の訃報を耳にすると、自分の歳に思い至る。 仕方がない、とも思いながら、時折、無性に残念にもなる。 先週のバラエティ番組で、遺作となった映画の試写会のあいさつに、 車椅子で登場したときには、「やばいのかなあ?」とは思っていたが。 原田芳雄のLPが、自宅にはある。 私の中では、「最近」のものであるが。 最初に知ったのは、TVドラマ「木枯らし紋次郎」の敵役だ。 そして、「冬物語」というドラマで、失明する男の役で、終盤、 「見えないっ!何にも見えないっ!」と絶叫するシーンは、今でも印象に 残っている。 そして、映画「祭りの準備」で、主演の江藤潤を抱えてバスに乗り込み、 「おいっ!親戚二枚っ!」というセリフ。 館内が爆笑だったことを憶えている。 そして、「竜馬暗殺 」と「田園に死す」。 氏が、紫綬褒章を受章していたのは、報道で知ったが、正直、違和感を 憶えた。 「タモリ倶楽部」で、鉄道マニアとして登場したときも、同様の違和感を 感じたものだ。 いい歳をしたオッサンが、いつまでも「イメージ通りでいて欲しい」と 思う程、アウトローが似合う俳優だったと思う。 71歳。 早すぎるとは思うが。。。ご冥福を祈りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ショコラ831さん、どうもです!
>「奇跡」で元気そうなお姿をお見かけしたところだったので >驚きました。 もう、四半世紀ぐらい前でしょうか、「笑っていいとも」の「テレホンショッキング」で タモリに、「いい身体してますねえ~」と聞かれて、 「嘘で固めた身体なんです」と言っていたのが記憶にあります。 きっと、いっぱい無理もしていたんですね。 71歳とは、今日ではあまりに早い、とも思います。 >「大鹿村歌舞伎」も見てみたくなりました。 私はとりあえず、「木枯らし紋次郎」での出演作、「峠に哭いた甲州路」を 引っ張り出して、ご冥福を祈ることにします。 中村敦夫と同時期に、俳優座を退座した直後の作品で、本当、気合いが 入った悪役ぶりですので。 遺作ももちろん、観なくては! (2011/07/25 05:46:04 AM) |
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