カテゴリ:武道・スポーツ・健康
土曜日の稽古。 小学生も高学年になると、筋肉量も増え、軸がしっかりしてくる。 大人を指導しているとなかなか判りづらいが、軸がしっかりすることが、 いかに大切かを、もう、何度となく見せつけられてきた。 相手の攻撃に、軸を崩され、連打を浴びていた子が、ある日突然、 すばらしいタイミングの反撃で、逆に相手を怯ませる。 それが、力任せではなく、長い間の基本稽古によって蓄積された、 バネの利いた技である時などは、心の中では拍手してしまっている。 ここまでくれば、この「軸」を360度自在に変化させ、組手の中で コントロールし続ける段階に入れる。 子どもたちの顔を、それとなく観察すると、 「自分の力で達成した」という、高揚した気分で上気した表情が見て とれる。 もちろん、「軸」は実生活の中でのポジショニングの基本になるもので、 彼ら、彼女らの今後の人生のベースになるものである。ということには 本人たちは気付いていないとは思うが。 身体を通じて「会得」したものを、心に染み込ませるのは、これからである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/06/06 08:57:10 PM
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