テーマ:天文(619)
カテゴリ:星・天文
コストダウンを主目的とした新型ロケット、イプシロン。
発射が延期され、見学者をがっかりさせたようだが、14日に再挑戦との事。 今回の目玉である、制御人員工数の削減(PC2台で制御可能)は、私の解釈では シーケンサーで行っていたものをPLCに変えるようなもので、当然、プログラムに 頼る分、ソフト側の比重は高くなり、それだけバグも発生するのだろう。 我々の業界でも、シーケンサーの比率が減り、プログラムの比率が多くなっている が、コストダウンは見込めるものの、ロケットあたりではどうなのだろうか・・・? このイプシロンロケットは、固体燃料(といってもかなり改良されたものらしい) を使用するタイプで、開発に当たっては、従来の液体燃料タイプとは技術が異なり、 「異業種」を融合させるような努力が必要だったと産経新聞で特集されていた。 固定ロケットと言えば、先に紹介したJAXA相模原にあった「ペンシルロケット」 半世紀の時を超えて、先祖返りしたようなイプシロンの成功を願わずにはいられない。 それでもなお、打ち上げコストは競争力のあるレベルではないという。 月面天文台を実現するためにも、低コスト・高頻度の打ち上げ技術の確立は期待 したいところである。 イプシロンについて、韓国メディアが「大陸弾道弾に応用することが可能」と非難 めいた報道をしているが、無視すべき。 まともにロケットも打ち上げられない国で、おまけに昨年、JAXAのロケットで衛星 撃ち上げてもらった癖に。 ミサイルへの転用?イザとなったらそうできる技術を持つのは大変結構! そういう技術が必要なのは、おかしな隣国が存在するからである。 とまれ、再挑戦での成功を期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/09/12 07:25:10 PM
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