テーマ:稽古(629)
カテゴリ:武道・スポーツ・健康
右手が故障しており、グローブを着けるのにも難儀している土曜日の稽古。
着けてしまえば、普通に使える点、グローブは便利なのだが。 右の突きは、軽く当てることは出来るのだが実用レベルではない。 従って、左手で受け、左手で返す、という動きが主体となってくる。 片方の手で受けて返す技術は、古流に多い。近代化されたスポーツルールの 空手では、より威力を求めて、片手で受け、返す腰でもう一方の手に勢いをつけ 突くケースが多い。 残念ながら、現在、型(形)などで断片的に伝わっている片手で受けて返す技術 の多くは、さほど経験を積んでいない修行者でも「使い物にならない」と判断で きるレベルのものである。 今世紀になってから、自分の修行歴をおさらいする意味で、最初の師に教えられ た技術を復習・研究するなかで「使い物にならない」といわれる技術のいくつか に、一工夫すると、かなり実用的なものも含まれていることを発見した。 要は、技の最終形や表面的な動きが伝承されているだけで、根幹ともいえる足腰 の使い方が、継承されていなかったのだ、と気付いた。 残念ながら、理論も実践も複雑なので、土曜日の稽古では実践してもらうのは 難しそうだが、かなりレベルの高くなっている成人対象の月曜日のクラスでは、 紹介してみたい、そう思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/01/21 06:24:53 AM
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