カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
羽入選手の金は、日本人とは思えない体型も含め、まさに新世代の希望を感じた。
ご本人は、東日本大震災で被災しており、コメントの端々に、東北~日本を意識 した心情が垣間見えたが、取材ビデオに登場したある東北の商店街の店主氏が、 「『がんぱれ東北』なんていいから、頑張れよ!」と声をかけておられた。 真に頼もしい心意気。羽入選手から励まされるかどうかは、受け手の問題であり、 本人は、とにかく「自分のために」納得するまで競技を楽しんで欲しい。 何でもかんでも復興にこじつける報道姿勢は、本人にいらぬプレッシャーを掛け るやも知れず、また、自力で努力されている被災者の方々にも失礼であろう。 レジェンド・葛西選手の銀は、ジャンプ競技の範疇を超え、運動家・葛西として の汗の証明であろう。年齢よりも、努力の過程が評価されているのも頷ける。 本人は「また金を目指す」という、観ているものをワクワクさせるコメントを発 してくれたが、心意気やよし。還暦ジャンパーを目指して欲しいものである。 そんな五輪に沸く陰で、ドラマ「明日ママがいない」が脚本変更に追い込まれた。 楽しみに観ていた我が家は皆がっかり。私は、憤りを感じている。 あのドラマを非難する前に「赤ちゃんポスト」なんて当時から非難を浴びていた 呼称を定着させたマスコミこそを、慈恵病院らは先ず糾弾するのが筋だろう。 さらに、あのドラマで自殺未遂を図った方がいたとかいう報道があるが、じゃあ、 「24」なんて観たらテロや銃犯罪の被害者は、もっとショックだろう。 そもそも「明日ママ」は、どうひねくれて観てもシリアスドラマではないし、 三上博史の創り込んだ演技は笑えるし、子どもを傷つける大人や周囲の連中を、 芦田愛菜演じる「ポスト」が痛快にやっつける、勧善懲悪ドラマだったのに。 一億人以上いれば、どんなドラマでも誰かを傷つける可能性があるものだろう。 こんな「言葉狩り」的なことをするくらいなら、TV放送自体、止めなければなら なくなるのではないだろうか? 圧力に屈し、脚本変更に路線変更した製作側にもガッカリだ。 朝日が眩しい posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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