テーマ:ニュース(99993)
カテゴリ:政治・社会・ビジネス
「バスに乗り遅れるな」など時代錯誤のような言葉まで飛び出し、まるでこの
中国主導の「講」に入らなければ、日本の経済に大ダメージがあるかのような 報道をしているのは、またまた朝日系である。バカじゃないのか? 先ず、実態も判らないものに、2000億円(推定)も税金を拠出させようとする 「煽り」自体が無責任すぎる。 もう、10年近くも昔になるが、ADB(アジア開発銀行)の融資先比率が、異常に 中国に偏っていることに憤慨した記憶があるが、公称17億ドル(迂回融資も 算入すればもっと多額)もの「借金」がある中国が、借りた金を「種銭」に 「講」を開こうとしているのが、AIIBの実体だと私は思う。 さらにAIIBの「債権」の格付けは日米なしでは、かなり低いだろう。 債権の中身は、もしかしたらリーマンの時のように、不良債権を細切れにした 某国の不良資産が混じっているとも限らない。 気に食わないのが「英国が入った!ドイツも入った!」などと喧伝報道し、実 体についての情報を流さないマスコミもそうだが、ふらつく政治家もバカだ。 お付き合い程度の低額出資の国々と、日米を一緒にするな。 万一、AIIBが国際金融の主流になり、参加していなければインフラ投資案件に 日本が参画出来ない事態が来たとしても、日本は何も懸念する必要はない。 プラントなどのインフラの「元請け」にはなれなくとも、補機・部品の中には、 日本でしか作れないものがいくらでもあるからである。 まともにものづくりの出来ない中国が、かつての英国同様、資本輸出(投資) で食って行こうとする行為に加担する必要はない。 それより脅威と感じるべきは、既にグローバルビジネスに円滑に参画してきて いる、ドイツの中小製造業である。 日本は大手ばかりで、実力ある中小企業の活動範囲がまだまだ狭い点、勿体 ない状態である。 米国はチャイナロビーに押され、早晩、参加することになるだろうが、日本は 余程懇願されるまで、参加する必要はない。 ま、外圧に屈してまたまた税金をドブに捨てるような気もするが、その時は、 「お付き合い程度」にして欲しいものだ。 DSC_2819 posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/04/09 07:22:33 AM
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