テーマ:ニュース(100179)
カテゴリ:政治・社会・ビジネス
最近では、TV地上波のニュースは、ほとんど観ていない。
反日NHKはもとより、大手代理店に牛耳られ、偏向報道を繰り返す地上波局 のニュースは「参考までに」観る気にもならない。 それでも、ドラマなどを観ているついでに耳にしてしまうニュースもある。 四半期GDPの発表に関するニュースで、若者の消費の冷え込みに関して言及 していた。 「若者が消費をしないからGDPが伸びない」という論旨なのだが、この論旨 に隠れたニュースを流す側の醜悪な思考が垣間見えて不愉快だった。 確かに最近の若者は、無駄な消費を避ける傾向があるようである。 私の周囲でも、例えば既に母親となった長女、学生の次女、長男揃って、私が 同世代だった頃に比べると、非常な倹約家である。 が、ケチかというとそうではない。 要は、周囲に踊らされず、自分が必要と思ったところには使うという、堅実さ があるのだ。 なぜ「最近の若者はしっかりしている」と表現できないのだろうか。 我々の世代などは、メディアで騒げば皆同じ物を買い求め、いわばマスコミを 利用する売り手側の戦略にまんまとハマっていた傾向があるが、その販売戦略が 通用しない分野がかなり拡がっているのを認められない輩が、堅実な若者を、 まるで問題あるかのように報道することに繋がっているのだろう。 簡単に言えば「どうでもいい」製品は、どう上手く宣伝してもそう簡単には売 れない市場を若者の消費動向が現しているのであり、本来、企業側やマスコミは これを敏感に察知して、産業構造の転換を目指すべきであろう。 GDPを目安にするのも同様で、1週間で飽きて捨てられるようなものを生産 販売した結果の数値と、インフラが整備されたり、生活自体が向上するような ものを生産販売した結果の数値のどちらに価値があるのか? IMGP3265 posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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