テーマ:最近観た映画。(39320)
カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
◆鶴田浩二主演。
1970年当時なのにモノクロ映画とは意外だったが、ラストシーンのみ カラーになるという意外性。 ストーリーは神風特攻隊とそれを援護する直掩隊の人間模様を、 高倉健・小池朝雄・若山富三郎・菅原文太・室田日出夫・千葉真一・ 梅宮辰夫など当時の東映オールスターキャストで、バランス良く 淡々と描かれている。 戦争(特攻)賛美ではなく、否定でもなく、どんな主義主張を持つ 人間が観ても、それなりに戦争の断片を想像し、考察するきっかけに なり得る秀作だと思う。 CGの無い時代にも拘わらず、空中戦のシーンなども迫力がある。 「この物語は宇垣纏中将とはなんら関係ありません」とタイトルで 表示される理由は、恐らく1970年時点では、玉音放送後に部下と 特攻出撃した宇垣中将に対する、部下遺族の意見が色々あった点に 配慮したものと思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/06/21 04:43:13 AM
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