カテゴリ:スピリチュアル
騙すつもりはなかった。。。だから詐欺ではない。 ウーーーム 難しい。この手のことに興味があって20年近くウォチングしてきました。 私が感じているパターンとして、 1. 詐欺師が仕事の手段として、スピリチュアル的なものを選ぶ場合。(最初から悪意がある)その代表は、オウムのアサハラであり、宗教法人法の華三法行の福永法源などは、詐欺師が宗教を利用したんです。お間違いなく。 2. 最初は小さな集まりで始まったスピリチュアル的な会が、大きくなるにつれ組織を維持するために物品に価値付けをするようになった場合。(善意が最初にあったけど、その後バランスを崩した集団) 3. 政治的思想(イデオロギー)が宗教的な体裁をとる集まり。 4. 極稀な存在として、ほんものの宗教的な団体。(何が本物であるかを説明するのは難しいのですが、人間の根源的な幸福に根ざしていると解釈してください) 今回の新世界のことをネットで調べても、会の内容が分かる情報にヒットしませんでした。 たぶん宗教団体というより、流行の言葉で言えばスピリチュアルカウンセラー、伝統的な言葉で言えば 「拝みやさん」 でしょうか。手かざしと霊感商法という言葉を以外に「教義」とか「教え」などの言葉を聴けませんので、精霊信仰(アニミズム【animism】自然界の諸事物に霊魂・精霊などの存在を認め、このような霊的存在に対する信仰)系の拝み屋さんでしょう。 これは私の憶測ですが、上部団体の資金調達窓口がこの「新世界」の役割でしょう。こういう資金調達窓口は、オウムにも統一教会にもあります。 一部の報道では、朝鮮総連と関連があるという憶測が流れています。オウムも、北朝鮮とのつながりが噂されていましたね。 で、新世界のサロンの代表が言うように詐欺をするつもりはなかったし、詐欺をしたことは無いというのはどうなんでしょう。この代表がお金の流れを知っていたなら、詐欺的な発想があったと想われます。 しかし、お金の流れを知らなければ・・・・ココが難しくて、窓口の職員?は本気で信じていることが多いのです。私達が「なんで?」と素直に思うことでも、違う素直さで信じきっていることが多いのです。ですから、すこし曲がった善意で、熱心に勧めます。 「あなたには成仏していない先祖がいる。。。」 なんて、お決まりの言葉を狂気を宿したような眼で言うんですよ。言っている本人は、そのときは正義の使者になっていますから、その雰囲気に飲まれてしまいます。 統一教会的な手法で、狭い部屋に軟禁状態にして、契約書にサインをするまで開放しないというなら話は簡単なんですがね。これは詐欺というより強要であり強奪ですがね。
邪教の見分け方は難しいですが、病気直しや拝めば願いが叶うというのを表看板に上げている団体は、注意深く観察した方が良いと言われています。 逆に、自助力に焦点をあて、心のあり方や反省を教える団体はマダいいとも言えますが・・・しかし巧みですから簡単にはわかりません。 一つの見極め方として、身近にいる人がある団体に所属していて、あなたから見てその人が人間的魅力が増しているなら、少なくともあなたにとって理想とする魅力がそこにあると予感させますから、観察してみるのはいいことではないでしょうか。 いずれにしても詐欺師は、フレンドリーな雰囲気で人の善意と欲望を利用するために近づいてきます。残念ながら、そういう価値観を持った人が存在するのが現実です。
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Last updated
2007.12.25 02:35:00
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