カテゴリ:ちょっとそのへんまで
世田谷とその周辺で自転車を乗り回すのに都合がいいのは川沿い.川が足りないときは緑道.これも暗渠にした元はといえば川ですから.
「緑道」は辞典にも載っていない言葉ですが,Yahoo!不動産の不動産用語集の緑道の項には「都市公園の一種。植樹帯や園路(歩行者路や自転車路)を主体にした緑地で、公園・学校・商店・駅前広場など公共サービス施設を結ぶように配置される。」などの解説があります.「建築基準法上の道路ではなく」といったところがポイントなのかも. こういう「緑道」は世田谷だけでなく全国にあるらしいけど,僕が見慣れている世田谷や目黒のものに関してなら,magnoliaというタイトルのブログに出ている解説がわかりやすい:「山の手台地を流れる川の多くが、洪水対策・道路拡張の目的で地下に暗渠化されました。その上に樹木を植え、小道をつけて細長い公園のような道にしたものが「緑道」です。」 写真も沢山載っているので緑道というものを見たことがない人がイメージをつかむのにはこのブログがいちばんよさそうです. ブログ「あれこれノート」にも路地歩きや緑道歩きが趣味の方による東京の緑道実踏記が. で,今日のところは自転車で主に世田谷区内の緑道をたどる周遊コース.経堂の近くで烏山川緑道に入り,国士舘大学の脇を通って環七を渡り,人で溢れる太子堂銀座を横切ります.やがて北沢川緑道との合流点を過ぎると目黒川緑道と名前が変わるらしい. 池尻で首都高3号渋谷線の下を並行する246号線を渡っていよいよ目黒川が川の姿になる.このへん青葉台や代官山をちょっと下がったところなので洒落た店もあり,日曜日の午後散歩している人がぞろぞろいます.うちからここまでざっと1時間半. お茶のあと中目黒駅から線路沿いに南下すると今度は蛇崩川緑道に入り,区境を越えて世田谷に戻ってくる.駒繋神社に寄ったりしながらのんびり三軒茶屋までやってくると世田谷郵便局の前に災害時帰宅支援路を表示した大きなボードが置かれていた.ボタンを押すと帰宅方面別のルートを電光表示する狙いなんだけど,ボタンの脇の説明は風雨にさらされてかほとんど読めず,また災害時に電源は確保できるのかという心配も. さらに緑道をたどると弦巻に至って世田谷区立中央図書館の脇で終わっています.このあと馬事公園の南で用賀に入り,砧公園を通って帰ってきたんだけど,緑道が終わるとルートを確保するのが大変で結構回り道をした.中目黒駅近くのドトールから環八沿いのデニーズまでで1時間20分. 帰宅してサイクルメーターの数字を見ると20.12km.自転車らしく走っていれば1時間ちょっとの行程ながら,緑道は基本的に歩行者のためのものなのであまり飛ばすわけにもいかず,一般道路と交差しているところもあるので,結局4時間くらいはかかりました.もっともこのなかにはお茶で休憩や買い物の時間が2回分,1時間くらいは入っている. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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