素浪人ブログ

葬儀は

　葬儀は死んだ人の生前の格を表す。葬儀は遺族の見栄や面子があり、葬儀は遺族の家格をかけた祭りでもある。葬儀は故人への感謝の気持ちでだけ行われるものではないと強調する。しかし、葬儀は人生の締めくくりの意味があする。そして、更に言うと、人間の持つ基本的な宗教心であり義務である。



　葬儀と言えば

　
　檀家制度の強力であった古い制度の継続的な仏教的葬儀が当然であったが、最近は様々な葬儀の形式が出てきたし、葬儀社も農協や他業種からの参入で、様相が変わり、競争原理の働く産業になったようだ。


　産業として

　成長したと言うべきか、それとも開放されたと言うべきか、兎に角、選択肢が増えることはいいことだ。そして、葬儀社は様々な宗教を受け入れる多様性を持った産業である。又、葬儀社とは関係ない、生前葬や、散骨葬などもあり、複雑な価値観の現在は、葬儀にも反映されている。



　岡田民主党幹事長誕生とは関係ないイオンだ。

　前置きが長くなったが、スーパーのイオンの葬儀参入と、明朗会計表示の料金体制への全日本仏教会からの異議申し立てのニュースがあったからだ。金額表示のスーパー方式のイオンは　「安心の明瞭会計」で宣伝した。しかし、お坊さん達からクレームがきたと言う。



　チラシに入っていると

宣伝の方法が派手すぎたと予想するが、戒名が10000円などの料金表示がチラシにあると違和感がある。でも、しかし、と、考える。いざと言う時の参考にはなるからだ。



　葬儀もクレジットカードで


イオンはクレジットカード契約者への紹介事業だと言う。全国共通価格で棺や骨つぼなど費用が表示されるという。戒名のランクも表示され、お坊さんの斡旋までやると言うから派遣業もかねる。



　葬儀は何時あるか分からない

　でもと、葬儀が何時あるか分からないから、わたし達には、明朗会計の料金表示は助かる。もし、明確に葬儀費用がわかれば、多くの高齢者の白骨死体などもなかったかも知れないと不謹慎なことも考える。そんな事はないと思うが、兎に角、明朗会計は、利用者には歓迎されそうだ。


　キリスト教関係の葬儀情報がない

　残念だがキリスト教徒は少ないから仕方ない。