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テーマ:気になったニュース(30262)
カテゴリ:風の詩
紀伊半島の南東部の紀南地方は名古屋発の紀勢本線が動脈だ。名古屋市は最も近い大都会であり、紀南地方へのキーステーションであり、東京や大阪よりも当選親しみがある。文化圏とあえて言えば東海文化圏の紀南地方の住人は、名古屋市に親しみを持つ。そんな言い訳を先に書いての名古屋市議会リコールのための署名数発表のニュースの感想だ。 元気な地方自治の象徴的な名古屋市の改革派というよりは、へんくつ的で変則的な改革派市長が河村市長だ。総理になりたい男としての知名度は高く、マスコミ利用の巧みさも見事な変則的改革派市長だ。 元気印の元総理を目指す男河村市長が議会に真っ向から挑戦した議会リコールの為の著名運動は、有効数を大幅に上回っているかに見えたが、厳正な審査の結果、無効著名が多く出て、有効数には届かなかった。 いかに、河村市長でもショックで二の句も出ないと思ったが意外なほど元気だ。市長が求める市議会リコールの為の署名は有効数には届かなくても相当数集まった事実が残る。議会も今までのような反旗を翻すことがない。 市民税10%減税にも、議員報酬削減にも、議員数削減にも、名古屋市民は反対したとは言えない。何がどうなってこうなったかは知らないが、市民が参加する市政は続く。議会を見据えて、新たな挑戦も示唆する河村市長は元気で強気だ。 必要な署名数は36万6,000人分には届かなかった。河村市長は選挙管理委員会のやり方に異を唱えるが、真っ向から争うことはしない。民主主義の恐るべき危機とか、面白い表現をして、又、やると、河村市長は元気で強気だ。 民主党が中央でこけ始めている現在、総理になりたかった男の名古屋市政は、数少ない民主党系の元気印だ。期待もあるし、話題性では群を抜く。減税を堂々といえる市長、議員報酬削減を言える正統派の市長は少ないから。 自らの報酬を削減しての主張には、説得力があるはずだと、名古屋市とは関係ない、過疎地の住人は考える。巨大都市名古屋市は、恐らく日本一裕福な市だろう。規模においても活気においても名古屋は違う。 そんな思いで見る名古屋市の河村市長関係のニュースは新鮮な驚きでさえあった。今では新鮮さは感じないのは仕方ない。河村市政は、市民参加型の市議会無用論さえ唱える。そんな名古屋市の河村市長に、過疎地の住人はエールを送る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.24 20:12:15
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