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カンボジア胡椒農園クラタペッパー 「アリの目、タカの目、クラタの目」

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Kuracchi1969

Kuracchi1969

May 28, 2011
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カテゴリ:旅行・海外情報
5月26日にカンボジア・コンポンチャム県・メモット郡・ダー村へ胡椒の買い付けに行ってきました。

プノンペンから、8号線を使うと車で2時間半、7号線で3時間ほどの距離で、詳細な場所は以下のグーグルマップを参照してください。
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=11.797121,106.112309&spn=0.055284,0.076818&t=h&z=14&brcurrent=3,0x0:0x0,1

ここは、60年代初期から胡椒の生産が始まり、70年代には内戦の為生産を中止していたものの90年代後半から世界の胡椒価格の高騰と、隣接するベトナムの胡椒生産に同調するように、なえもべとなむからもちこま再び生産が開始されたカンボジア最大の胡椒生産地域。

品種的に同じはずなのだけれど、弊社の農場の胡椒より葉が大きく成長が早く、植え込みから2年半で3メータに達し、本収穫が始まる。

現在主にメモットで植えつけられている苗は、ベトナムから持ち込まれたもの。

胡椒自体の粒の大きさも少々小粒で、ランク的にはあまり高品質とはいえない。

但し生産量は、非常に多く本年度は5000tにもなるとの見通し。

昨年が3000t強だったので飛躍的伸びている。

今までは、タイの仲買人やベトナムに国境貿易としてほとんどが流出していた。

カンボジアの胡椒を「カンボジア産」として世界に輸出したいとの農家の声を反映する為、メモット胡椒生産者組合がドイツの「ded」(現在のGIZ;日本のJICAのような組織)の資金により設立された。

組合設立前から弊社も農家の人々と関わっており、共に組合設立に向けて協力させてもらってきたこともあり、今回弊社より13tの胡椒(20フィートコンテナ1個分)をシンガポールの業者に向けて正式にカンボジア産として輸出することになった。

その買い付けの為、メモット胡椒生産者組合を訪れた。

メモット胡椒生産者組合

まずは、計量。

計量を見守る農家

計量した数値を袋に書き込み、そばにいる2人が別々に記録をとる。

計量結果

終わった荷物をひつ袋づつトラックに積み込んでいく。

トラックへの積み込み

コンピュータ入力すればあっという間にすみそうなキロ数の照合なのだけれど、地方の組合の人は壊れたら使えなくなるコンピューターをあまり信じておらず、とっても原始的な手書きの記録を今だに信じている。

そのため計測が、終了したのは4時間後の午後8時。

夜道をプノンペンに向けてトラック2台と共に出発。

真っ暗で何も見えない道がしばらく続いたが、突然青白いブラックらいとのような。光がともされている白いテントがつながっている地域を通った。

謎のブラックライトテント

不審に思い確認すると、食用にするコオロギを収穫する罠だという事。

以前シエムリアップに行っているときにも見かけてブログにもかいた覚えがあるが、トラップがかなり進化している。

こういうものも進化するんだと、びっくり。

そんなことを考えながら、プノンペンへとむかった。

どのみちプノンペン市内には夜にならないとトラックの乗り入れが出来ないので覚悟していたが、トラックと共にプノンペンにたどり着いたのが、深夜の12時過ぎ。

10人がかりで積荷を降ろし、終了した時には時計の針は2時を指そうとしていた。

次の日から検品作業が始まり、弊社からの出荷は6月1日を予定。

ただ実際の輸出には役所の書類がぜんぜん間に合わないので、最終的に通関が終わってコンテナを船に乗せられるのは6月7日頃になろうか。

この出荷が無事に終了し、お客様が納得してもらえれば、今後毎週1コンテナの割合で6ヶ月約300tの出荷が続くかもしれない。

メモット全体の生産量からすると10%にも満たないかもしれないが、それでも大きな一歩につながると思う。

その為には、まず最初の1コンテナが大切。

お客様に納得してもらえる胡椒を提供できるようにするため、組合の人たちと共にいろいろと体制を整えていかなければと思う。

*メモット胡椒は、工業用のローレベルの胡椒としての出荷であり、オーガニックではないので、クラタペッパーの商品として店頭では一切販売いたしておりません。弊社にては、メモット胡椒の調達及びその輸出手続きに関して承っております。ご理解、宜しくお願いいたします。










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最終更新日  May 29, 2011 12:43:49 PM
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