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カンボジア胡椒農園クラタペッパー 「アリの目、タカの目、クラタの目」

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Kuracchi1969

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Dec 23, 2015
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カテゴリ:旅行・海外情報
先日12月21日(月)プノンペン・クメールスリン会議室にて2015年度の「カンボジア有機農業協会総会」が開催されました。

COrAA 総会 2015

議題は、
・2015年度の活動報告
・2014&2015年度の会計報告
・2016年度の活動計画報告
・2016年度予算報告
・役員選挙(4人の任期満了と1人の辞任)

午後は、以下の2点についてワークショップを行いました。
・「食の安全とは」と題してTUV(ドイツの第三者認証企業)よりスタッフを招いて概略説明
・「オーガニックの国際認証について」カンボジア有機農業協会アドバイザーから報告

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・2015年の活動報告
 
 2015年度のオーガニック協会の主な活動は、プレヴァヒア州で生産されているオーガニック米の技術指導をカンボジア政府の経済顧問機関から依頼を受けて、行ってきました。

 但し、ここのオーガニック米は、ヨーロッパへの輸出されることとなっていて、2014年に事業を受託した時には、我々「カンボジア有機農業協会」では、国際認証ができる環境になかったため、ECOCERTというヨーロッパの認証団体が行う事になってしまいました。

 今年からCOrAAの認証でヨーロッパにも輸出できるように体制が整ったので、ECOCERTかカンボジア有機農業協会へ認証団体を切り替えてもらえるように、働きかけていかなければと思います。

 また、「カンボジア有機農業協会フェアー」をイオンモールカンボジアのスーパーで開催したり、カンボジア国内で開催された色々なイベントに有機農業協会の認証を受けた商品を出店して、広報活動を行ってきました。

 オーガニック認証をする検査官のトレーニングもタイの認証団体の協力を得て実施し、国際認証ができるように訓 練を受けてきました。

 カンボジア政府との調整(オーガニック法の整備)に関しては、あまり前に進んだ報告ができませんでした。


・2014&2015年度会計報告

 会計報告ですが、2014年の年次総会に間に合わなかったということで昨年度の監査報告も同時に行うという異例な報告でした。


・2016年度の活動計画報告
 
 次年度に関しては、今後の役員会で詳細を詰めていきたいと思いますが、来年もほぼ今年と同じですが、日本のオーガニック認証である「有機JAS」の認証をカンボジア有機農業協会で受けれるように体制を作っていくことが追加されました。


・2016年度予算報告

 次年度の予算案に関して、次年度からはドナーとなるファンドがなくなり会員の会費のみでの運営となり、かなり厳しい協会の運営となりますが、会員皆で力を合わせて、持続可能な協会運営に努めたいと思います。

 今までと同様のサービスを会員に提供していくためには、やはり会員数の拡張が必須です。

 現在の35会員から100団体に会員数が増えるように勧誘を続けていかなければと思います。


・役員選挙

 その後、私を含む4人が任期満了となったのと、本日の総会を持って辞任された役員が出ましたので、5人の新役員を専任する選挙が行われました。

 新しく2人と引き続きの3人、計5人が選任されました。

COrAA 2016年度役員の顔ぶれ

 2016年からこの体制で進めていきます。

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総会閉会の言葉

午後は、TUVというドイツの第3者認証企業による「食の安全-GMPとHACCPについて」とだいしてセミナーを行って頂きました。

GMPとは、Good Manufacturers Practice の頭文字を取ったもので、加工生産品の安全基準となるものでカンボジアでも少しづつ認知されてきているようです。

HACCPとは、Hazard Analysis and Critical Control Pointの略で、危害に対する分析と製品を安全に生産する中で重要となる管理ポイントを整えていく為の基準となっています。

これらの基準は、日本でも採用されており、世界に輸出しようと思うのであれば知っていて損のない、知識です。

カンボジア政府としては、まだ「食の安全」が法制化されていない状況では有りますが、COrAAの会員には、世界基準に則った生産ラインの大切さを少しでも理解してもらえればと思っております。

次の、オーガニックの国際認証についての講演は、現COrAAアドバイザーのMs.Beth(オーガニック認定検査官)から、COrAAのオーガニック基準と他国の基準の違いや、他国の認証を取る際に必要となる知識に関してガイダンスしました。

現時点で、カンボジア有機農業協会が認証をすれば、一回でヨーロッパ共同体へオーガニック商品として輸出できるようになりました。

また、2年間続けて認証が取れれば、カナダにも輸出でき、必然的にアメリカにもカナダのオーガニック認証を受けた商品として販売できるようになります。

さらに、来年度中には、日本のオーガニック認証「有機JAS」とオーストラリアのオーガニック認証「AOC」の認証が同様の年に一回の認証検査で、取得できるようにするために、現在教会内で調整中です。

このセミナーは、今後も非会員でも参加できるようなオープンな形にして続けていかなければと思います。

オーガニックに興味のある企業や団体の方、是非ご連絡をください。









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最終更新日  Dec 23, 2015 02:12:00 PM
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