カテゴリ:古河市の発展
きょうの新聞に、選挙応援した市内の建設業者2社が「指名外し」を受けたと訴えた裁判のその後が載りました。今回の敗訴により、古河市が業者に支払う金額は3264万円となる見通しだとのこと。驚くべきことに、これは、先日の裁判で命じられた額よりも1200万円以上多く、現市長はそれを、全額、前市長に全額請求する意向だそうです。
このような状況の下で、私たちは何を学び、どう行動すべきなのでしょうか? まず、多くの人たちは自分には関係がないと考えていると思います。また、少しおかしいと思っても争いに巻き込まれるのが怖いからと距離を置いている人もおられるでしょう。自分には何の力もないからしょうがないんだとあきらめていらっしゃるかもしれません。いずれにせよ、真剣に何とかしなければと、危機感を持っている人は稀だと思います。 けれど、輝く未来の種が政争の具となり、十分に検討もされないまま、つぶされてしまうことが繰り返されるとしたら、こんなつまらなく、情けないことはありません。でも、「嘆くだけ」や「怒るだけ」なら、誰にでもできます。建設的に物事を考えることができなければ、前に進むことなどできないでしょう。そこで、真剣に悩んだのですが、ふと「社会学」という言葉が頭に浮かびました。 さっそくネットで検索してみましたが、ちょっと難しかったです。けれど、社会学の祖、オーギュスト・コントは、社会の「秩序と進歩」を目的とし、歴史学、心理学、経済学の統合をめざしていたということが分かりました。そうか、私たちのやるべきことは、自分たちの故郷に誇りを持ち、正しい心がけをもって現在をよく見て、そこに繁栄を打ち立てていくことじゃないか、と私は解釈しました。 いま、みなさんは、それぞれのお立場(仕事・勉強・家庭・趣味)で、それぞれにがんばっておいでと思いますが、その努力がきちんと報われる社会を、私は心から望みます。例えて言うと、みんながイキイキと踊れるような舞台を整えることでしょうか。これが粗末では、才能のある人が生まれても、故郷を離れて行ってしまいますよ。 だから、みんなで、最高の舞台を、力を合わせて作る姿をイメージしてみてください。どうです?楽しそうですよね。そこから生まれる魅力に引かれ、人もお金もどんどん集まってきます。結局、こうすることが経済も文化も発展し、みんなの気持ちが明るく、晴れ晴れとして、活力と希望に満ちた場所になるのではないかと、そう私は想うのです。 ねぇ、内輪もめなんて、バカみたいなことやめませんか? 気に入らない「敵」をやっつけて、そいつから奪い取ったほうが得ですか? それより、心を広げて世の中を応援し、理想を語り合い、その実現に微力でも貢献したほうが、結局は自分自身も豊かになれるのではないでしょうか? 今回のコントの哲学以外にも、私たちが力を発揮でき、繁栄するためのよい考え方がありましたら、どうか教えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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