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瀬戸内国際芸術祭のパフォーミングアート部門を担当する私の最大のミッションである、維新派犬島公演! 3月末にポスター撮影を済ませ、いよいよ野外特設舞台のプランも具現化されてくる。 昨日の維新派事務所での打ち合わせ、横には舞台装置の模型が。 まだまだ変化しそうだけれど、7mの丸太2000本、ひょっとしたら3000本を使う巨大な舞台美術。 犬島に向かうのは臨時チャーター船である。 公演チケットを購入する際に同時に予約してもらうシステム。島だから、このチャーター船に乗らなくては足が確保されない。 船を動かすって結構、高い! というのも、12日間(休演日含めれば13日)何艘もフェリーをびっちり押さえておかなければならないのだから当然といえば、当然。 そのかわり、出来る限りチケット代を押さえよう、という努力をしてる。 犬島へのアプローチは、異国への旅のようにドラマチックである。 薄曇りになった海の上に、古い大きな煙突が何本も見える、その島。 他のどの島でもない、犬島の光景である。 この犬島に降り立って、7月20日から8月1日までの舞台の間には、更に驚きの光景が島内に出現するのである。 舞台ももちろん、舞台に至るまでも、それはドラマである。 私が今、一番気になっていること、これからやってみたいことの予行練習のように、維新派の松本氏は素晴らしい演出を見せてくれる。 今回は、ある意味で、何十年前の維新派に戻るらしい。 つまり「力技」の舞台を創り上げる。 維新派の力技、といったら本当の力技だ。 デッサンを目にしただけで、喜びに身震いしてしまう。 この光景を目にできるなら、今の苦労など何であろう! ゴールを見据えて、一直線、やるしかないじゃん、て感じ。
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Last updated
2010年04月09日 13時56分35秒
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