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本っ当に数ヶ月ぶりに1日お休みをもらえたので、とんぼ返りだけど久々に東京に戻り、明日は定期健康診断を受ける予定。
ということで、19時10分高松発JAL最終便に乗るべく、空港に向かった。 電光掲示板をみると、ANAが30分遅れ。うわー、かわいそう。今回はJALにしていて正解。私もそろそろ運が上向きかなぁ~ …といいつつ、どうも貧乏性のように「本当か?本当に運が良いのか?」と自問する内なる声を掻き消しつつ、東京の友人たちのために珍しくお土産をたくさん買い込む。 順調に登場手続、手荷物検査も済ませ、あと5分で搭乗というタイミングである。 登場口のサインに見たことのない文字が点灯され、ふと目をとめた。 「使用機材整備中」 ?? 整備中?どゆこと? ついさっきまで定刻出発にご協力お願いしますとか言っていたのに、整備中とはこれいかに。 ややしばらーく待たされて、アナウンスされたのは、片側エンジンの不具合、という。 そしてさらに待たされて、どうやらこの機体は使えないという。 そんなこんなしてる横で、30分遅れのANAは「順調に」飛び立っていった。。。 時節柄、JALもANAも満席。 うらやましくても乗るスペースはすでにない。 ブルーである。 数ヶ月ぶりの休み、しかも明日は健康診断だというのにストレスで異常値が出そうである。 一方で、「ハァ、やっぱり。」 という気持ちもある。 悲しいかな、最も悪い結果を予想する癖がついてしまった。 他人より自分がラッキーなんてありえない、という悲しい思考回路である。 どうやらまだこの回路が頭に居座っているらしく、これがあるうちは正のスパイラルに転換できないらしい。 まぁ良いこともいろいろあるんですよ。 高松にも岡山にも、良い仲間ができつつある。 苦しいときほど、支えてくれる人がいるという法則。 これもまた真なり。 瀬戸内国際芸術祭は数値的に、また来場者の満足度からいっても現在まで大成功といっていいだろう。 そんな中にいて、めりこむほど地に足がついちゃってる私。 フェスティバルの浮き立った気持ちはチリほどもなく、最終日までに「こうなっていてほしい」というイメージだけを持ち、ぼそぼそと木を削っている感じだ。 最終日に「こうなっていてほしい」というのは、実は「そこから何かが自発的に生まれくる形になっていてほしい」ことに他ならない。 地元に、「これから生み出す何か」が存在し始めていて、回り始め、ヒトとヒトが緩やかに、ときに密接につながり、県の境も関係なく(国の境といわずに県の境と言うところが私としては進歩なのだ!!)動いていく、そんな感じ。 わかりにくいかなぁ。 まぁ、そんなこんなを考えながら、飛行機の機材繰りが進むことを待っている、久しぶりの空港にて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年09月12日 20時42分35秒
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