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今日は、芸術祭(=瀬戸内国際芸術祭2010である)の作品管理に入ってみた。
ここでいう作品管理とは、展示作品(1軒の家だったりする)の受付業務のことである。 ちなみに作品管理は「こえび(=瀬戸内国際でのボランティアを指す)」にはあまり人気がない仕事かもしれない。 作家や地元の方と一緒に行う「作品制作」のほうが、楽しいと感じる方が多いのだろう。 私はイベント・パフォーマンス担当なので、作品制作や作品管理とは基本的にちょっと遠い。 けど、手が足りないときや、イベントと関係がありそうな作品や作家のものは、妻有でも時々入っていた。 入ってみると、結構楽しいんです。実は。 確かに容赦なく暑いけれど、来場者が多ければ忙しくて座る暇もなかったりするんだけど。 (ちなみに、北海道人な私だけど、暑いのは寒いよりマシである。去年の妻有の秋バージョンではほんっと、寒かったもん。がーがー暖房背中にしょって、電気毛布で下半身まいて、お腹と背中と足の裏にホッカイロ。それでも指はかじかむし、来るお客様の足元も氷みたいに冷たかった。ぶるる。ホッカイドー人は、室内が寒い状況に弱いのだ。) さておき、作品管理はどうして楽しいんだろう? こんな小さな島まで来るのに、来る人はそれぞれずいぶん大変な思いをしてるはず。 その上じりじり太陽の熱に焼かれて、のども渇くし坂道だらけで足は筋肉痛。 あーあ、もう疲れた! って、思うんじゃないかと思うのに、さにあらず。 驚くべきことに、ほぼ9割9分、みんな目をきらきらさせて優しく思いやり深い人になる。 たぶんね、普段いつも、こんなに「いい人」じゃないと思う、みんな。 だって私がそうだもん。 不思議なことに、ほんとに遠くまで苦労してきて、乗り継いで乗り継いで、やっとたどりついた自分が誇らしいし、めぐり合えたことが嬉しい、その思いがみんなを満たしていて。 ある意味、冒険なのである。 そうやって目をキラキラさせている人に会うこと、それ自体が、こちらの気持ちも最高に良くさせてくれる。 相乗効果かな。 普段、ありえない。 ある意味、これは現実じゃなく、架空の世界なのかもしれない。みんなにとって。 みんなでそんな夢を見れるって、いいじゃない? フェスティバルって、そういうものだよね。 だからこえびのみんな、明日からでも張り切って、作品管理に入ろう♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月20日 23時46分49秒
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