Arrivederci Vigevano♪
夕暮れのヴィジェーヴァノのカフェ。友達や家族と待ち合わせてディナーの前のひと時を過ごす人でにぎわってきています♪ 小さい町だから、みんなが顔見知りっぽくて、あっちこっちで名前を呼び合ったり、「チャーオ!」っていう挨拶の声が飛び交いますこういう雰囲気って大好きだけど、よそから来た身としてはちょっとうらやましいというか、そろそろ帰ろうかな、なんておうちが恋しくなったりしちゃいます。ミラノから日帰りで気軽に訪ねることのできるヴィジェーヴァノ。見所も凝縮しているし、迷子になりそうもないので、ミラノに数日滞在される方には絶対オススメです♪約1週間にわたって紹介してきましたヴィジェーヴァノですが、今回はそろそろお別れデス。 広場に夕日が最後のご挨拶。日没後、街灯がともるとまた、ちがったロマンティックな世界になるんですが、そんなヴィジェーヴァノの表情もいずれまた紹介できたらイイナ、と思いますまた会う日まで、アッリヴェデルチ・ヴィジェーヴァノ「Arrivederci」について。。。懐かしい歌で、「Arrivederci Roma」っていうのがありますネ♪今日のタイトルもその曲にちなんで使ってみました♪・・・・そういえば、初めてイタリアに来たとき、まだイタリア語なんて「ボンジョルノ」くらいしかわからなかったんですが、仕事でいろんな会社を訪問するので、ボンジョルノと、「さようなら」という意味で「アリベデルチ」だけはイタリア語を使え、という上からのお達しがあり(笑)、一日に何度も「ボンジョルノ」「アリベデルチ」って言ってました。でも、初心者にとって、カタカナで「アリベデルチ」って急に言われても、つづりすらわからなかったので、何度も「アリデベルチ」って言ってしまったことがあります(笑)その後、日常会話ではあんまり使わない「アッリヴェデルチ」。「マタネ」っていう感覚では「チャーオ!」だし、夕方や夜なら「ブォナセーラ」や「ブォナノッテ」って言っちゃうし。結構あらたまった感じの言葉なんですネ。イタリア人に聞くと「アッリヴェデルチ」なんて言ったら「やだ!そんなコト言わないでよ」なんていわれちゃいます。文字通りの解釈だと、「またあいましょう」って意味なのに、実際につかうのって仕事上だったり、あまり親しくない(!)間柄でかしこまった言い方なんですって。よく考えれば、二度と会えないかも知れない人にも「また会いましょうね」という言葉をかけるというイタリア語ならではの温かさを感じますが、実用的なニュアンスがわかるともっと、面白いというか、「言葉」の奥深さを感じてしまうのであります。。。たとえば、BARとかで知り合った相手に別れ際に「チャーオ!」ではなく「アリベデルチ♪」と言われたら、もう「脈なし」っていう意味になるんですってヨ(注:ミラノで聞いたダケですから、他所でも同じかどうかワカリマセンけど~。。。笑)♪懐かしい名曲「Arrivederci,Roma」ローマの景色とともにドウゾ♪←ヒマな方はクリック!