Pane, Amore, e......
こちらはリグーリアの海の玄関、ジェノヴァの駅。ヨーロッパの駅はやっぱり、どっしりとしているというか、どうも銀行とか博物館みたいなイメージの外観が多いですよね。 駅の内部も、やっぱりそんな感じ。広くて、がら~んとしていて、いつも人がいる。でも、海の町ジェノヴァらしいな、と思ったのは、構内の明るさ。どっしりした石造りの建物なのに、天井部分はアーケードのようなガラス張りで、ガラスじゃない部分は木肌になっているの。お日様の光がさんさんと降り注いでいるからか、駅構内がとっても明るくて開放的。天井部分、ガラスじゃないところは木でできているので、見上げるとガラス越しに空、そして木肌の天井がまるで船に乗っているような気分になるのですヨ ホラ、こんな感じ。・・・といっても目に付くのはこの、こぼれんばかりの微笑みがまぶしい(?)広告かしら(笑)PANE, AMORE E SANITA'。。。パーネ(パン)、アモーレ(愛)、そしてサニタ(健康)というメッセージつきの広告です。人間、生きていくために必要なこと、みたいな意味でしょうか?以前、ミラノに住んでいる知り合い(東欧出身の女性です)が、イタリア人男性のことについて、「彼らにとって大事なことは『CAFE, AMORE, E CALCIO』、カッフェ、アモーレ、そしてカルチョ(サッカー)、コレにつきるわ!」って言っていたのを思い出してしまいましたが(笑)どっちにしても、アモーレが無いと始まらない国、ということなんですね~