ボローニャの夕暮れ
最近、宅配のDVDレンタルを利用してるんですが、ウィッシュリストを作っておくと自動的にレンタル可能になったDVDが2枚ずつ送られてくるというシステムになっているので、見終わったDVDをポストに入れて返却すると、数日後にまた、2枚DVDがポストに届くんです。で、昨日仕事が終わって帰宅後ポストを見たら、今回送られてきたのは「ボローニャの夕暮れ」ともう1枚、フランス映画が入っていました。最初にウィッシュリストに登録しておいた作品はなんと50作品くらいあったので(笑)、もういつごろ何を登録したのか忘れてしまっていて~。でも、基本イタリアマニアのciao-chie.ですので、イタリア語耳をなくさないようにと、結構イタリア映画が届くことが多いのですが、この作品のことはホントにころっと忘れていました。多分、内容はわからないまま、タイトルに惹かれてリストに入れておいたんだと思うのですが、今日DVDを観てずっしりとした内容に呆然としてしまいました。1938年、第2次世界大戦前夜のイタリア・ボローニャ。繊細で引っ込み思案な娘・ジョヴァンナと、彼女を溺愛する教師の父・ミケーレ。そして良き母親、妻であろうと努めるが上手くいかず、夫の親友に密やかに想いを寄せる母・デリア。一家はお互いに取り繕いながらも、つつましく幸せに暮らしていた。そんなある日、ミケーレの勤める学校で女子生徒の殺人事件が発生。ふとしたことでミケーレがジョヴァンナに疑念を持ったことから、家族の絆がほころび始める…。(シネマカフェより)映画の中で起こる事件も、人間関係の複雑さも、そして心を病んでゆく人の弱さも、時代を超えて共感できるテーマですが、戦争とファシズムが背景にあることで、愛と孤独を深く、深く心に刻まれるような作品でした。【23%OFF!】ボローニャの夕暮れ(DVD)価格:3,072円(税込、送料別)最初はボローニャの煉瓦色の町並みを夢見るような気持ちで期待しつつ観たんですが。。。ファシズム色に染まってしまうかつての自由都市、ボローニャの姿に途中から胃が痛くなってしまいましたで、ボローニャの写真を探そうと自分の画像倉庫を開いたら、ああ、そういえばプライベートでイタリア行ったのってもう2年前になるんだ。。。などと実感してガッカリ。そろそろ行きたいなぁ、お仕事抜きのイタリア。先日、高千穂に行ったときの写真も、イタ友にメールで送るのに高千穂にまつわる神話をイタリア語で説明する文章を書くのに一苦労イタ友とは毎日ケータイでsmsのやり取りはしているものの、久しぶりの長文メールで、イタリア語力が(もともとあったわけではないのですが。。。汗)さらに低下しているのを実感してしまいました。やっぱり、日々使わないモノは、体力にしろ、知力にしろ、衰えてしまうものなのですネ。9月にまた、お仕事でイタリア行きますが、今からまた、ボキャブラリィを増やす努力をせんとな、と自分に喝を入れた私なのであります。。。。 偶然にも2年前の今日、ボローニャで撮った写真です真夏の太陽の下、ネプ様のぷりけつがなつかしい~~~