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カテゴリ:love & peace
著・風間 研、昭和21-東京 立大卒、法大名誉教授、2023、1刷発行 平凡社294頁、1919-2003、84歳享年ー昭和文学を輝かせ、美人画を描き続けたーその父の歩みを御長男が両親の愛に満ちた思いと感謝を多くの挿絵を挿みながらの評伝。独特の女性像とメルヘンチックな風景などで第一級の人気で、当時は出版社選考が通常だったのに作家自身のご指名が多くて、画家としても新制作展で活躍していたので印象が強かった。時代背景として当時の戦争での苦労は御多分に漏れずで、10人兄弟の末弟としても家族の協力もありながら絵画への情熱は絶えずしてパリ留学時代からの親友野見山暁治、岩手岩谷堂出身の奥様、親友の吉行淳之助、阿吽の呼吸の山口瞳、そして人たらし的向田邦子諸氏たちを7章に分けて静謐で温かい絵とほのぼのとした触れ合いが篤く感じられてくる。売れる前からの昭和の著名な作家と画家たちが綺羅星の如く飛び出して、やがて令和の記憶の彼方に消えていくものかと。
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〜 ↑ ありがとうございました!! 完さんの 挿画 好みでした、、、
(April 14, 2024 03:09:43 PM)
jiqさんへ、、、、よくダブったりしますので、戦中派で野見山、吉行氏など親友の方が多過ぎて交友の深さが、挿画のようにスマートな方ただったようですね。
(April 14, 2024 06:36:32 PM)
ビジネス書だと味気の無い表紙ばかりですが、文学書は面白いです。
(April 16, 2024 12:06:07 AM)
ケビン大杉さんへ、、、多いですが、儲けすぎて 逆ザヤには気を付けてください。
(April 16, 2024 08:26:48 AM)
ケビン大杉さんへ、、、多いですが、儲けすぎて 逆ザヤには気を付けてください。
(April 16, 2024 08:26:50 AM)
ケビン大杉さんへ、、、多いですが、儲けすぎて 逆ザヤには気を付けてください。
(April 16, 2024 08:26:52 AM) |