ブログを巡回してみると、結構話題になっているようですね。一応私もレポートを公表した手前、個人的感想を書いてみようと思います。
といっても感想は単純でして、特に何とも思っていません(もちろん下方修正は残念ですが)。IR対応が悪いと憤慨する気もありませんし、持ち株を売却するつもりもないです。
今回の下方修正を受けてウエスコを売るとすれば、理由としては
1、収益の悪化を悲観しての売却
2、下方修正の発表の仕方など、IR対応の悪さを理由としての売却
3、短期で急激に上がったうえ、信用残も増えているので、タイミングを考えて売却
といったあたりが考えられます。
1についてですが、私はウエスコを保有資産に注目して買っているので、一時的な収益の悪化は売却の理由にはなりません。もちろん赤字が続いて資産を毀損するようなら話は別ですが。
ブログ等で話題になっているのは2の理由が大きいようです。確かに下方修正の発表方法など、IRは悪かったと思いますが、ウエスコのIRが良くないのは元々承知したうえで投資していたので、特に驚きはありません。そもそも黒字なのに時価総額がネットキャッシュ以下の企業なら何かしら問題があるはずだと思います。IRのまずさが原因(の一つ)で安く買えたのに、自分が保有した途端にバフェットの考えるようなIRを期待するのはやや非現実的な気がします。批判を受けてHPにも公表したことから考えても、今回の発表も悪意があったというより意識が低いだけだと思います。もしかしたら今後の改善が期待できるかもしれません。
ただ、3を理由に売却するのは妥当な選択だと思います。今年に入ってから資産バリュー株の一時的な流行や有名バリュー投資家の推奨(というか買い付け発表)などでやや不自然に上昇していたのでちょうどいい売りの契機になったともいえると思います(便乗者の投売りも想像できましたし)。
そういう意味では私も売ってもよかったのですが、CPが想定値に達しているうえ、代替投資先も見当たらないのでやめました。元々この株は預金代わりの資金退避先と考えているので、買値を割り込めば買い増しも検討します。
色々書きましたが、実のところ比較的冷静なのは400株しか保有していないからという説もあります(笑)大量保有していたら慌てふためいて売却していたかもしれません。ですので、話半分でお読みいただければ幸いです。