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テーマ:今日のこと★☆(104776)
カテゴリ:好きなコト・モノ
ふらりと立ち寄ったカフェ併設のギャラリーで小さな写真展を見た。
写真を撮った人のことも知らないし、 第一そこで写真展が開かれていることすら知らずに入った。 まったくの偶然の出会い。 B5程度の小さな写真が20点ほど。 (無知なので写真のサイズが分からない・・・) 白い壁をバックにして並んでいた。 私は技術的なことは分からないし、 芸術的な教養もほとんどない。 だから、そこに映し出されているものが、 私にとって心地よいものか、そうでないか。 好きか、嫌いか。 それだけが私の判断材料。 インドのある町の風景がテーマ。 古びたというよりも廃墟一歩手前のような、 はげかけたペンキの具合だとか、崩れかけた壁の風化具合だとか。 そういう風景の一部が私の心をとらえて離さない。 きっとこの町は、どこを切り取っても私の好みにフィットするんじゃなかろうか。 もともと一分の隙もないような、 新築ホヤホヤの建物には全く興味のない私。 サビだらけの鉄の扉や傾いた柱、磨り減った石畳、 使い込まれて黒光りする柱や床になぜだか惹かれてしまう。 由緒正しい建造物よりも普通の民家やビルの風情の方が好き。 整然とした街並みよりも怪しげな魔窟っぽい方がいい。 もちろん自分が住むとなったら、話は別だが。 短い時間だったが、 とても貴重な体験をさせてもらった。 ヴァラナシィという町がインドのどこにあるかすら知らない私だが・・・(笑) 30日まで阿波座のカフェ『シェ・ドゥーヴル』にて開催中(らしい)。 上野知子写真展 VARANASI -en ville vieille- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.23 22:19:20
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