リンクされてる方のブログに凍傷について大変参考になる記事がありましたので
転載させて頂きます。【本人了承済み】
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26日の山岳会の例会で、凍傷についての講習を受けました。
印象深かった、先輩の軽度?の凍傷体験日記などをアップさせて頂きます。
'07年2月10日
八ヶ岳のある尾根
天候、風雪
下山後2月13日
高所に居たからか、左目出血、鼻、手指凍傷は軽いながらも酷い顔だ。
2月17日
左目血管切れて真っ赤かで病院へ、凍傷の指皮カチコチで鼻のカサブタ痛いし、おまけに口内炎だ。
2月22日
もう10日以上経つのに、相変わらず凍傷の足、指、違和感取れない、足親指は外見の変化は無いけど、痛みと痺れ感が続く、右手中指薬指は痺れと皮が剥けてきて、いたいのでメンソレ-タムと指包帯で保護する。
約2ヶ月で復帰した模様、指先の皮は3度はめくれて通常の皮膚状態に復帰した。
水泡もできず障害1度にも及ばないが予後が悪いことに変わりない。
障害2度(水泡ができる)程度でも完治1年はかかる記録か多い。
凍傷の予防
凍傷が起こる絶対条件は「寒冷」だ。寒冷下では体からの放熱を防ぐ為には血管が収縮する。特に手足の指先は血管が細く、血行が悪くなりやすい。ジンジンした痛みがシグナルだ。寒冷にさらされた時間が長い程症状は悪化し、皮膚の色は薄い紫色から黒紫色へと変化する。
しかし、同じ登山中に同じ装備をしていても、凍傷になる人とならない人がいる。
なぜか。
800例を超す治療経験を持つ三軒茶屋病院(世田谷区)の金田正樹医師によると、答えは「ストレス」。
ストレスは血管の収縮を助長するのだという。ストレスは主に疲れや脱水、遭難やビバーク時の緊張などが原因だ。
冬は水分補給を怠りがちなのも原因とのこと。
珈琲は利尿作用が高いので避けた方が良い。
水はすぐ凍ってしまうので、テントではシュラフの中に入れて抱いてねる。
他に、汗をかく程のオーバーペースにならないようにする。
パートナーの顔などをチェックしてあげる。
体をあまり動かさないビレイ中に凍傷になることが多い、手などを動かして感覚が無くならないようにする。血流を良くする。
ピッケルなどは右手と左手を持ち替える。
手を叩く(手で足などを叩く)
風が強いと凍傷になり易いので、服を多く着込み体を冷やさない、などなど。
他にも凍傷の1~4度の症状についてや、メカニズムなどや、治療法なども教えて頂きました。
凍傷は雪山、冬季登攀の勲章ではありません、ただただ不注意...何も良いことはありません。
山に行けなくなり勿体ないとのことでした。
'04年12月末、風が強い雪の日、夏沢峠まで上がって下りてきたら、カバー付きのペットボトルのスポーツドリンクが見事にカチンコチンになっていて、顔がしもやけで真っ赤になったことを思い出した。
新潟に住んでいた幼い時は、ほっぺたがいつも真っ赤で痛かった。
あれはきっと凍傷の手前のしもやけだったに違いない。
凍傷は手や足の指を失う可能性があるけれど、雪山は命を失う危険性もいっぱいなので、もっともっと学ばなくては!!
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タマさんのブログはコチラです。
彼女とは凍傷後に経緯を電話でお話ししたのですが
彼女自身もクライミング中に事故にあわれ
それでも、山に対する思いはとても強く
見事に山に復帰されてらっしゃいます。
素晴らしいな~って思いますし
私自身も励みになります。
ただ・・今どうなのかと聞かれると
凍傷になって今日でちょうど2ヶ月ですが
痺れは相変わらずだし
家事をする時には手袋は欠かせません。
足の指も同様で
タマさんのレポを読ませて頂くと
1度でも完治に3ヶ月かかってるみたいで
2度の凍傷は、やっぱり1年かかるんだろうな・・。
山に行きたい想いは強いけど
指の痺れが その想いを引き止めてくれてます。
話し全く違いますが・・
円高の勢いが凄すぎる・・・
アメリカの大手保険グループAIGの決算が赤字の為の株価大暴落が原因らしい。
103円台だなんて・・・
$の金融商品今がチャンスか???
っていうか・・
先日宿泊した此処・・・AIG所有なんですが大丈夫?笑