1806918 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

レジャーサービス研究所(東京&上海)

PR

Profile


レジャ研所長

Category

Calendar

Freepage List

Archives

2019/10
2019/09
2019/08

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

たかが楽天~「あっ… bmjapanさん
顧客心を捉える儲か… 顧客心を捉える儲かる仕組み請負人さん
春にして君を離れ ぽち.さん
失敗?成功?教師辞… 教師辞めて上海【のむてつ】さん
■Lifenaviの幸せの法… lifenaviさん

Comments

 マイコ3703@ キーワード検索でたどり着きました☆ ブログを見ていると、時間が経つのも忘れ…
 山本1998@ Re:観光産業の緊急課題は外国人の給与改革!(07/18) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
 Dr.ヒーリング@ こんにちわ(*^_^*) ここに来たのも何かの縁かな・・・? …

全31件 (31件中 1-10件目)

1 2 3 4 >

サービス・マネジメント

2012/10/20
XML


「仕事ができる優秀な人ってどんな人ですか?」
研修やセミナーで知り合った企業の人たちから良く聞かれる質問です。

業種や職種で求められる優秀さは違うのでしょうが、
色んな企業を見ている人はどう考えているのか?を聞きたいのだと思います。

色んな優秀さがあるのでしょうが、私の今までの体験(実務)で痛感しているのは
(一つだけあげるとすれば…)、
「自分自身の能力をきちんと把握できている人」だと思います。

かつて参加した様々なプロジェクトで
「この人がいたから成功した」
「この人がいなかったら大失敗してた」
と思えるくらいの人に出会ってみて、そう考えるようになりました。

そうした人に共通しているのは、
自分自身の能力や実力を把握していることです。
だから自分や社内でできないことが明確です。

そのできない部分をどうやって埋めるか?常に考えています。
だから大失敗を回避できるし、
成功への打率が高くなる…そんな感じです。

映画で言えば「7人の侍」のように
専門家をきちんと集めて、それぞれが役割をきっちりと果たせるように
マネジメントすることができる…。

そういう人たちのキャリアで共通していることは、
「結果が求められる仕事をしてきた」ということです。

必ず結果が出て、厳しく評価されている環境で働いてきた。
そして成果を出してきた人たちです。
だから「うやむや」「あいまい」な議論を振りかざす人たちを嫌います。

よく言われる「できる感じの人」は結構いますが、
できる部分を強調するあまり、許容範囲を超えてしまって
結果として周囲に迷惑をかける、ということは良くあることです。
できる人を演じるあまり、自信過剰になり過ぎてしまうのでしょう。

「あれもできる、これも知ってる」という人に限って
実は浅く広く、、、知ったかぶりな人が多いですね(笑)。

チャレンジ精神は大事ですが、自信過剰は禁物です。
自信過剰な人は、ただの気合が多い。
自分をスーパーマンだと勘違いしてしまいます。
(思い込もうとしている)

できる人は、周囲の支援や助言をもらうことに長けています。
自信過剰な人は、自分一人で考えてやってしまいます。

===

現場での指導についても同じことが言えます。
私が見てきた中で、最も優秀な人でもきちんと指導できるのは、
せいぜいメンバーの約半分までです。
それ以上指導できる人には一人も会ったことがありません。

そもそも所属部署のメンバー全員に共感を得るような指導力を持ち合わせている人
なんていません。

半数でも凄いことです。
でも、残り半数は無理なのです。
そこで、他の人の力を借りて指導するわけです。

私が在籍していた開業当初のディズニーランドのマネジメントの仕組みが素晴らしいのは
この点でした。

3人のリーダーで交代で一つのロケーション(店舗、アトラクションなど)を
運営していきます。

だから、スタッフの立場に立てば
「斉藤リーダーとはなんか合わないけど、今井リーダーの言うことはわかる」というように
3人いれば、誰か一人くらいは合う人がいるものです。
同時に「あの人のようになりたい」という多少の憧れも生まれやすく、
それがモチベーションにもなります。

当時を思い出せば、メンバーの指導に強い人もいれば、
上司やオフィスとのリレーションがうまい人、
さらに他部署との連携づくりに長けている人、、、と、
それぞれのリーダーが役割を果たしていました。

これが機能すると全体の店舗や施設の運営が円滑になります。

このような仕組のお陰で当時の私のような社員でもリードという職務を
行うことができたのだと思います。

だからディズニーランドで優秀だった人も、
実はこうした仕組みがあったからそこ実力を発揮することができたのです。

よく「指導力があってリーダーシップのある人、誰かいませんか?」と
必死に探す経営者がいますが、そんな時は、このような話をしてます。


レジャーサービス研究所のホームページ








Last updated  2012/10/21 02:27:22 AM
コメント(0) | コメントを書く
2012/09/16


半年ぶりにアエロメヒコ航空でメキシコシティに来ました。

アエロメヒコに乗ると毎度勉強になります。
特に「素晴らしい!」とか感動物語もないけど、
必要にして十分なサービスを気づかせてもらえます。


アエロメヒコCA.jpg

私のブロックには女性と男性の客室乗務員が2人ずつ。
男性は40才くらい1名、50才くらいが1名。
女性は20代半ばといったところ。

この客室乗務員の年代と男女のバランスがいい。
若い女性たちは、チャッチャカ、テキパキ仕事をこなしていきます。
その後をベテラン男性陣がフォローしていく…
こうした連携で特別なことはなくとも、必要なサービスを確実に提供していく…
そんな感じでした。

途中、気流が悪くて激しく揺れている時は、
男性陣がゆっくり客室を回り、シートベルトをチェックしつつ、
「大丈夫、あと10分でおさまりますよ」と微笑みと落ち着きを提供してくれます。

アジア系の虚空会社は、女性が多く、
それも若くて元気できれいを揃えたがります。

しかし、乗客をよく見てみれば、子供もお年寄りも家族もカップルもビジネスマンもいます。

そういう客層を全て網羅できるようなサービスができる人は滅多にいるものではありません。

しかし、こうしてバランスを取ればお客を網羅できる守備範囲が広くなります。

特に日本の接客サービスの現場というのは、
若いスタッフに対して、全ての客層を網羅させるように、
かなり無理して教育指導している施設や店がほとんどです。

考えてみれば、
20代の若い女性に60代のおじさんの気持ちはわからないのは当然でだけど、
そこを「相手に立場になって」「察して…」と丸めて本人に押し付けてしまうわけです。

こういうことが多発する原因は、
日本人がある意味では器用なので、現場がなんとしてくれるから。
(だから指導者が育たない)

極たまにそういうことができる若者がいますが、
それは本人の能力とか資質というより、祖父祖母と一緒に暮らしてきた人がほとんです。

幼少期から一緒に生活していたからわかるのです。
反対に接点がなかった人たちにはわかりませんね。
核家族化がこれだけ進むと仕方ないと思います。

であれば、何でもかんでも若い女性を揃えれべOKではなくて、
客層に合わせたスタッフを揃える…
そういう時代なんだなぁ、ということを実感することができました。

===

もうひとつ大事な点は、
「客のわがままを何でも受け止めるサービス」ではなく、
「私たちのサービスはここまで」という線引もしっかりしていました。

一回目の食事が終わると、窓のシールドを閉めて夜間飛行モードに入ります。

すると、
「何か食べたい飲みたい時には、後方のギャレーに来てください。
軽食と飲み物を用意してます」ということで、
セフルサービスになります。

だから、客が客室乗務員を呼びつけて「ワインを持って来い!」
みたいなことはできないわけです。

1時間に一回程度、水を持って巡回してくる程度で、あとは何もしません。
交代でしっかり休憩してました。

サービスを考える時に、「お客様の満足のために」という言葉ばかりが飛び交いますが、
それより「ここまで」という線引をするのが大事です。

サービスとは言っても値段があるわけで、
もっと良いサービスが欲しければビジネスクラスを予約すれば良いわけで、
「ここから先はファーストクラスでご用意しています」でも良い。

客のわがままに振り回されてサービスとオペレーションが崩れていって…
その結果高コスト構造になって採算が合わなくなる…というのは日本のパターンです。
(航空会社に限らず)

「ここまで!」と決めることが何だか悪いこと、
努力不足なことに感じてしまう後ろめたさもあるのかもしれません。

少なくとも外国人にサービスを指導する場合は必須です。
そうすれば、結果として客も乗務員も大きなトラブルなく
まぁまぁ快適に旅することができます。それで十分。

実は、サービス業でたまに客を感動させることはそう難しいことではありません。
難しいのは「これで十分」というサービスを企画して実践することです。

感動的なものは、従業員にもモチベーションになる場合があります。
(もちろん客にも)

しかし、その反動も必ずあって、
何か特別なことがないとモチベーションが長続きしない…
というデメリットが同席してしまいます。
だから、そういうフレーズを掲げる企業や店は、サービスが安定しないし
スタッフも安定しません。
(意外にも離職率は高いのが実態)
言ってみれべ「短距離ランナー」の集団のよう。

一方、「これで十分」なサービスを、淡々と継続できる企業や人は
マラソンランナーのようで、客も地域も安定安心があります。

人々に安全安心を提供するには、まずはマラソン型で行きましょう!








Last updated  2012/09/16 09:08:42 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/09/03



8月は合計4グループの中国人観光客のアテンドをしました。
「ゆっくりお盆休みを」と思っていたら、
結局は毎週のように訪れる中国人客のアテンドでした(汗)。
そのせいで成田空港と羽田空港に何度も通いました。

そこで話題のLCCのカウンターを見ることができました。
何度も見ていると、激怒客を目にすることがありました。

LCCは格安で飛行機を運行するために、
様々な工夫をしています。

そのひとつは機体の所有を最小限にして、絶え間なく運行することです。
そのため、機体が空港に戻ってくるのが遅れたり不具合が発生すると
代替えの機体がないため、遅延や欠便になります。

機体をたくさん保有していればそうしたことに対応可能。
しかし、余分に機体を保有するということは、
それだけでも膨大なコストがかかります。
(人件費、メンテナンス、駐機代など)

だから「遅延覚悟前提で乗る」べきものです。

しかし、まだ客のマインドがそれに慣れてないのです。
そうした客たちは、遅延や欠便があると地上のスタッフに喰ってかかります。
中には暴言を吐いて、スタッフを泣かせてしまう客もいます。

さらに荷物預かりは有料とか、従来の航空会社のルールとは
大小様々な違いがあります。
その度に「なんでできないんだぁ!?」と怒る客がいます(汗)。
(従来通りのいたれりつくせりのサービスが欲しいなら
JALかANAに乗ればよい=選択の自由)

当面はLCCのスタッフの悪戦苦闘は続くかと思います。
どんな業界でも新しいサービスを導入すると初めはお客が慣れてないため
様々なトラブルやクレームが発生します。

TDLの開業時も同様でした。
今でこそ夢と魔法の王国として、レジャー観光産業の不動のエース的立場ですが、
開業当初は、ゲストからもマスコミからも叩かれまくり、、、でした。

当時のことを冷静に振り返ると、
毎日ゲストへの注意やお断りをしていて、つらい日々だったことを思い出します。
その筆頭が「お弁当の持ち込みお断り」です。

それまでの日本人の感覚としてレジャーに行く時、
お母さんの手作弁当を持参するのは当たり前であり、常識みたいなものでした。
それを持ち込んで広げて食べようとしたところで、
私達キャストがお断りするのです。

素直に従ってくれる人は稀で、ほとんどのゲストは不平不満を口にしました。
正直、私自身も「こんなこと意味あるのかな?」と思ってました。
こういう毎日が一年以上続くと働くキャストもめげて来ます。

そして、3年くらい経過すると、段々と減ってくる…。
(客がルールを理解しだす)

最近では、南船橋にイケアが開業した頃も、
「なんで自分で組立なきゃならないんだ!?」と激怒する客がいました。
自分で組み立ててもらうのがイケアの特徴なのに
それを理解してない客ばかりだったのです。

このように新しいサービスが始まった当初は
「客を教育する期間」です。
こう書くと高飛車な感じがしますが、事実です。

だからこの期間に働く従業員はタフでなければならないのです。
最初から客に感謝されることや客の笑顔を当てにしていた人たちは、
あっという間に去っていくからです。

私たちが行う「開業時研修」も、
この「客の教育期間」を前提とした内容で指導します。
(これはTDLでの経験が大いに役に立ちました)

このように開業当初というのは、おてもなしうんぬんの手前の段階で
ますは客を教育することが必須なのです。

LCCのグランドスタッフの皆さんも
当分は、理不尽な不平不満を浴びせられるかと思いますが、
しっかり客を教育してもらって
日本の観光産業のためにもぜひ、乗り切って頂きたい。






Last updated  2012/09/03 12:37:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/06/09


帰国の時、空港に欲しいなと思うのは
「マッサージ器」です。

最新の機種はフルフラットになる上に、
首から足先まで、好みのモードでほぐしてくれます。

いつも成田空港でみかけますが、
出国の時は、時間に余裕がないのと、
まだ「疲れてない」ので必要を感じません。

しかし、上海空港に到着して帰国する時には、
グッタリしているので、飛行機に搭乗する前にほぐしたいな、
と思います。

上海はまだ近いのでいいけど、長距離便の時は狭い座席に長時間閉じ込められることを考えると、
「ほぐしておこう!」と思うわけです。
まぁ、血行を良くしてから乗れば身体にもいいでしょうね。

中国国内のほとんどの空港には「マッサージ店」があります。
たまに利用しますが、わざわざ衣服を脱いで、、、となると面倒です。

===

空港内のサービスを考える際に、肝心なのは、
「行く人、来る人」の両方いて、
それぞれ望むものが違う、ということです。
これは一般の商業施設の運営者が無意識に見落とす点です。

店舗運営、接客も同様です、
この客は、行く人なのか?帰る人なのか?を
考えて接客できるようになるか?です。

そういう意味でも、
ハードもソフトも観察していて全く飽きないのが空港が好きな理由です(笑)。







Last updated  2012/06/09 05:21:05 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/06/06


今朝は飲食店の店長6人に集まってもらってヒアリングしました。
日本での中国人観光客の飲食単価を上げるためのヒントをもらいたかったので。
それはそれでとても参考になることばかりで、
気がつかなかったことが多々あって勉強になりました。

しかし、最も引き込まれたのは「クレーム対応」「困った客」の話です。
暴力団がらみの対応話しから、せこい話しまで「これでもか!」というくらい
日々事件があるとのこと。

せこい話しの代表格は、カフェなのにお茶持参で来てオーダーしないで
「お湯だけくれ」という人がいると(笑)。

その他、北京ダックを持ち込んで食べちゃう人。
個室の多い中国では、酒の持ち込みも絶えません。
10人で予約しておいて入れ替わり立代わり20人くらい出入りして飲み食いする人たち。
食べ方が悪くて汁が跳ねて服についたのに、弁償しろという客、、、。
、、、とまぁ毎日がトラブルの連続のようです。

さらに、上海の飲食店の店長やスタッフの多くは地方の人で、
やはり食事のシーンをみると「格差」を実感してしまう、とのことでした。

自分と同年代の上海の若者たちが、車やタクシーで乗り付けて
個室でジャンジャン飲み食いする姿を見ているうちに嫌になることは良くあるようです。

上海人に聞けばたいていの場合「上海はよい所」となりますが、
地方から来ている人たちにとっては「格差を見せ付けられる場所」なのです。
だから、早く辞めたいと(故郷へ帰りたい)。これが現実ですね。

ヒアリングのお礼に1hだけ、日本の飲食店用の店舗運営の研修をしました。
交流会はクロスが基本で、情報をもらいつつしっかり上げる。
お互いに貸し借りなし!です。







Last updated  2012/06/06 03:46:09 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/06/04



上海に到着後、いつもの定宿のホテルにチェックインして、
知人と会食後、ホテルの前のファミリーマートに買出しに行きました。

水、ビール、パンなどをカゴに入れてレジに向かって会計します。
そして、スタッフ商品をひとつずつスキャンしながら
「ビールは2本だと割引なんです」
と教えてくれました。

「なるほど!」ともう一本カゴに入れました。

そして、
「合計で65元です」ということで、100元札と5元を出しました。

つまり、おつりは40元です。

中国は20元札があるので、2枚返してくれるわけです。
ふとスタッフの手元を追いかけてみました。

レジのドロアーを見ると、20元札は汚い札でした。
(少し破れていたり、、、)

すると、スタッフはすかさず20元札を全部取り出して
その中から、比較的きれいなお札2枚を選んでくれたのです。

これには驚きました。
もちろん中国では、まだまだ珍しいのもありますが、
(店によってはお釣りを投げてよこす)
本当に驚いたのは、上海のファミリーマートは2004年に進出した時から、
これを続けていることに驚いたのです。
(なんと言う持久力!)

その当時、たまたまテレビで上海にオープンしたファミリーマートのトレーニングシーンが放映されてました。
その際に、
レジのお札の向きを揃える。
汚いお札は渡さない、、、
などのトレーニングをしてました。
(なぜ知っているのか?というと、その番組を録画していたからです)

ブランドとはそういうことなんだと。

これに驚いたわけです。
商品の陳列や渡し方、接客マナーみたいなのはどんな会社でもやりますが、
コンビニの「お釣り」でも、他社との「差」が積み重なって行ったということです。

ちなみに、上海のコンビニラインキングではファミリーマートがNO1です。

===

先日、とあるテレビ番組で、
ソフトブレーンの創業者の宋文州氏が
「日本のコンビニはサービス業の圧倒的な総合力で
世界に誇るサービスだ」とコメントしていたのを思い出しました。

いやー素晴らしい!








Last updated  2012/06/05 01:21:25 AM
コメント(0) | コメントを書く
2012/06/01


かつての日本は、外国の様々なハード(製品)を取り入れつつ、
日本流により使いやすくアレンジして、海外に輸出して大成功を収めました。

その後、現地生産化して、よりその国の人々の風習や使い方に合った改良を加えて、
今でも世界各地で売りまくってます。
それに適合できなかったメーカーは苦戦してます。

最近、「日本のサービスを海外に!」というような報道や記事を良く見ます。
日本流のおもてなしを、、、。

実際には、飲食業や小売業など、2000年以降はどんどん海外に進出していきました。
それから12年も経過すると、ここでも失敗と成功に分かれてます。

日本流をそのままにして海外に進出すると、、、
小規模の場合はさておき、大きくチェーン展開する際には
問題化してしまいます。

やはり「現地化」が必要なのです。

そういう指摘を素直に受け入れる人もいれば、あくまでも日本流にこだわる人もいます。
そして、それが明暗を分けます。

自分の国に取り入れる時には、うまいこと「日本流」にアレンジするのに、
海外に進出する時には、その地域や国流にアレンジできないのです。
「日本流」にヘンなプライドがあるからです。

そもそも、日本のお家芸は他国の良い部分を活かして
より使いやすいように改良することのはずで、
「0」から発明するようなものではないはず。

サービス業でも、
コンビニエンスストアから、ファーストフード、ショッピングモールまで、
欧米から取り入れて改良に改良を加えたものばかりです。

飲食も同様です。
イタリアン、フレンチ、でも、日本流にアレンジすることで
本家を凌ぐ料理に進化させてきました。

だから、今度は外国に合わせて改良すればいいのに、
(ローカル・フィット)
ヘンなプライドが邪魔して失敗する人が後を断ちません。
輸出する時になると、なぜか「頑固者」が急増します(笑)。

一方で、現地化の得意な人たちもいます。
FamilyMartなどのコンビニは、日本で確立したスタイルを
さらに台湾スタイル、中国スタイルへ、、、と変化させて、
見事に現地に受け入れられています。

サービス業が世界に出て行くには、日本流の達人ばかりいても成功しません。
日本流の良い部分をこのしつつ、不要な部分をバッサリと切り捨てて、
現地の風習と適合させて受け入れられるようなバランスを見つけられる人が必要になります。
(どこを残して、どこを捨てるか?)

私たちも中国での施設や店舗では、毎度のことながらこのことに直面してきました。
わかりやすいものでは「日本流のおもてなし」というやつです。

それは現地の人にはわかりづらい。
おもてなしが「相手の立場に立って、、、」というなら、
現地の生活風習を知らなければならないわけで、
それを真剣にやると、あっという間に12年が過ぎてしまいました(汗)。

これは職種で大いに違うし、売上げが必要な仕事と必要ない仕事でも違います。

現地であれこれやって、現地化に必要なことがわかってきました。
それはとてもシンプルなことで、
「絶対に厳守しなければならないことは何か?」を決めてサービスの基準にして、
それ以外の日本流をバッサリ切り捨てることです。

そして、その基準に「優先順位」をつけることです。
「あれも大事、そうはいってもコレも大事、、、」ではダメで、
「まず1番大事なのはコレ。2番はコレ、、、」と決める。
これはに多少の勇気と責任が必要です。

責任を回避したい人は、
いつまでたっても「あれも、これも、それも、、、大事」と叫び続けます(笑)。
そして、その内容はたいていは「お客様に失礼にならないように、、、」するための項目です。

肝心なのは「お客様により満足してもらうための、、、」
または「お客様に楽しんでもらうための、、、」
こちらを決めなければならいのに、
「やってはいけないこと集」になってしまうという傾向があります。

それに良く見れば「どれが日本式、日本流なのか?」
怪しいものがたくさんあります。
本当は「わが社流」が多いのです(笑)。

ここがポイントで、何でもかんでも日本流を押し付けられて喜ぶ人は多くありません。
(逆の立場になればわかります)
だけど、オークラ流、大戸屋流、、、とすれば、
そこに就職する人にとっては「学びたい」ものになるはずです。

そういう意味では、
ディズニーランドの運営理念「S・C・S・E」は、もうため息が出るほど素晴らしい。
(優先順位つきの4つのキー)
シンプル イズ ベスト!の典型でしょう。

もう一つ大事なポイントは「アメリカ流」とは言わなかったことです。
開業当時指導に来ていたアメリカ人トレーナーたちは、
この4キーを「ディズニーランド流」として、ひたすら繰り返し、しっかり定着させました。
だから開業当時新人だった私たちキャストにとっては、とてもわかりやすかった。

これを徹底することで、世界各地であれほど運営の複雑な巨大なテーマパークを
毎日安全に快適に楽しく、、、そしてしっかり稼ぐ運営ができるのだと思います。

「夢と魔法の国」には、サービス業を輸出するヒントが詰まってます。








Last updated  2012/06/01 02:11:26 PM
コメント(0) | コメントを書く
2011/12/20


@北京にて。

マンション投資ができなくなって、車を買おうにも
肝心のナンバーを取得することが重要(大変)で、
そうなると、ダブついたマネーが様々な方面に流れるようになります。

そんな中でも大型の商業施設はどんどん開業しています。
テナントは、ますますおしゃれで良質なブランドが進出しています。

日系も中国系も積極的に出店して陣取り合戦の激しさは増すばかり。

そうした出店が多いせいか、
この2年間くらいは、その新店舗の研修依頼が急増しています。
(最低でも毎月一回は実施しています)

そういう店を見ているといつも思うことがあります。
「ブランド」を強調するあまり、
凝ったデザイン、大枚を投じた店舗が出現しますが、
肝心の店員のユニフォームは、、、(汗)。

「なんじゃぁ、こりゃあ?!」って感じです。
ようするに「ダサい」ってことです。

これは日系も中国系も似てるんです。

その点、韓国系は「ブランディング」しまくってます。
もう韓流イメージをそのまま活かそうという気迫があります。

身だしなみ、特にユニフォームなど抜かりなしで、
商品や店舗のデザインは大差ないものの、
スタッフが輝いて見えたりします。

思うに、新店舗の開業投資のバランス、つまりお金の使い方がうまい!

日常雑貨品ならいざ知らず、
すでにお金持ちになった中国人客を相手に
数千円、数万円の商品を欧米ブランドに混じって売っていくには、
スタッフが大事なのはわかりきっていること。

それを実践しているところが、
悔しいが、、、素晴らしい!

日本ではサービス業のブランド戦略の講演などで
よくディズニーランドやリッツカールトンの話しが出てきます。

ディズニーランドにしてもリッツにしても、
数万円~数十万円のコスチュームを支給しています。
もうそれだけで十分にモチベーションが高まるわけです。

建物のデザインに負けない、同等の身だしなみが約束されているわけです。
「出演者の衣装」という考えだからでしょう。

しかし、一般的には、内装デザインは金かけても、
(すでに予算を使い果たしてしまい、、、)
スタッフには、ポロシャツ2枚支給して、
「私たちのこの店舗のデザインは、、、ブランドは、、、」と言われても、
スタッフは「これって、コンビニと同じじゃん」と思っているわけです。

===

ユニフォームは、求人でも大事です。
若いスタッフで商売したい場合、
特に店舗の場合は、ダサいユニフォームとCoolにリニューアルするだけでも
応募率が変わります。

応募数が増えれば、それだけ良い人を採用できる確立が高くなる。
そう考えれば、ユニフォームは最重要課題と言えるわけです。

特に、現在の中国ではその差が大きいので、
やればチャンスだし、放っておけば苦戦要因になります。

そして、これを徹底して実践して稼いでいる経営者もいます。
(中国人経営者)

頑張れ!日系ブランド!
(お金の使い方を変えなさい)








Last updated  2011/12/21 02:43:35 AM
コメント(0) | コメントを書く
2011/10/24



先日、とある経営者(投資家)から出資の打診がありました。
その方のグループ企業の一社として法人を設立して十分な資金を得て、
もっと本格的にアジアに進出しましょう!
、、、というような主旨でした。

そういうお話はうれしくないわけではありません。
それに適したビジネスならそうしたかもしれませんが、
現時点ではお断りしました。

運営のコンサルタントという仕事は、
ポジションが大変難しい仕事です。

対象となる仕事は、小売店もあればテーマパークもあります。

そこで私たちの仕事は、
長所と短所(または急所)を整理して、
より健全なビジネスができるようにお手伝いするわけです。

その際に、大切なことは、
どんな施設であれ、
「本当のこと」が言えなければ意味がないと思っています。

医者のように堂々と正直に、、、。

ところが、現実はなかなかそうはいかないわけです。
(30代に味わった現実)

たいていの場合は、そうしたプロジェクトには様々な大手企業が出入りしていて、
「余計なことを言うなよ!」と釘を刺されます。

「もし言ったら、今度から仕事を紹介しないぞ、わかったな!」という世界です。

その際に「それで結構です。こちらは正直に報告します」と言えたらどんなにいいか、、、
と長年思い続けてきました。

しかし、現実には毎月の売上げ必達目標があるため、
結局は情報を丸めて周囲の業者のご機嫌を損ねないような
活動をしなければならないのです。
(だからそういう施設はうまくいかない、、、:汗)

所帯が大きくなればなるほど、そういうオーダーの仕事も多くなってしまうのです。
(食べていけなくなるので)
抱えるスタッフが増えれば、おのずとそうなります。
(必要経費が増大します)

しかし、適正な規模で、無借金で活動できるようになると、
「違います」が言えるようになるのです。

媚びへつらって嘘までついて仕事を取る必要もなくなるということです。

だから、現在はそういう環境を維持して、
正々堂々と仕事が続けられることが一番重要なのです。

私たちのようなビジネスで
誰かにお金を借りて組織を大きくすることは簡単だと思いますが、
仕事の質が低下すれば、経営も苦しくなることは目に見えています。

大きな資本が必要なビジネスもあれば、
少数精鋭でなければできない仕事もある、ということです。

===

もっともわかりやすい例は、マスコミ(テレビ、新聞を含む)業界ですね。
全て真実の報道をする、、、ことはできないでしょう。

スポンサーの存在がある以上、
仕方ないことです。

TPPの解釈も、韓国経済に関する報道に関しても、、、
増税の話しも、、、
本当に何かしらのコントロールを実感できます。

「日本経済は危ない」とか何とか書きまくっている先生たちも、
結局は「日本円」を稼いで喜んでいるわけです(笑)。

本当にヤバかったら外貨を稼ぐはずです。










Last updated  2011/10/24 02:59:38 PM
コメント(0) | コメントを書く
2011/10/04


今日はあるメーカーのショールームに行きました。
4hだけ中国人出張者の皆さんのアテンドを頼まれたからです。

社名と場所やサービスの詳細は伏せますが
何とも慇懃なサービスを体感しました。

こうした入場料無料の施設の運営は勘違いが多いのです。
無料だからこのくらいで良いだろう、と。

本来、商品の宣伝にはお金がかかります。
お金を出して宣伝しているのです。
ショールームの場合は逆で、お金を払わないで宣伝する場です。

入場料金は無料だけど「宣伝ための時間を頂く施設」
それがショールームなのです。

「わざわざお越し頂きまして、、、」という言葉が台詞化してしまうほど
マナー研修は受けているのかもしれないけど、
本当にわざわざ遠くから、、、とは思っていなかったようです。

つまり「無料」というのは企業側の宣伝費が無料、ということなのです。
厳密には施設の施工費や人件費がかかっていますが、
それは販売店舗でも同じことです。

下手すると販売店の接客や解説の方が素晴らしい場合があります。
こうなると何のためのショールームなのか?
わからなくなります。
「いらないんじゃないか?」と思われてしまいます。

普段、中国で販売店やショールームの研修を行っているので、
中国人客に対しては
「どう?日本のサービスは?素晴らしいでしょう?」
「本当だ、素晴らしい!わざわざ日本に来てよかった」
と言ってもらいたかったのですが、、、(汗)。

大変、残念でした(涙)。

幸いにも私が仕事で関係している企業ではなかったので、
それだけは救いでした。

しかしながら「ダメな事例」が収集できた、
という視点に立てば、得るものもあったということです(笑)。
これから研修やセミナーで使わせて頂きます!

明日からは、東京→北京→瀋陽へ。
新店舗の販売員研修に行ってきます。









Last updated  2011/10/05 02:38:23 AM
コメント(0) | コメントを書く

全31件 (31件中 1-10件目)

1 2 3 4 >


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.