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国際交流

2019.07.02
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カテゴリ:国際交流
​​​こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する
「ほっかいどう未来チャレンジ基金」
により留学中の立岩さん(北海道大学)から、5月の活動の様子が届きました。

立岩さんは農業大国オーストラリアの大学と農業研究機関に留学し、北海道で大規模農業を持続させる手法を学び、6月に帰国しました。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
ほっかいどう未来チャレンジ基金Facebook
https://www.facebook.com/mirachalle/
​​​​​

いつもお世話になっております。5月分の活動報告です。

5月をもってタスマニア大学での交換留学のほとんどが終了しました。残るは6月にある最終試験と課題を片付けるのみとなりました。


まず、先月の報告書の続きですが、ビニールハウスにて育てていたトマトの実験が終わりました。5月の初めにトマトの植物体を刈り取って重量を測ったところ、見た目にも表れていましたが、窒素とリンが不足しているトマトは他の3種類と比べ著しく低重量となりました。カリウムが不足していたトマトは質量的には問題なかったのですが、葉の外側が枯れてしまっており健康状態は良くなく、作物にとっての3大重要元素(窒素、リン、カリウム)が本当に重要であるということを実験を通して痛感しました。



さらにその後、リン、カリウム、カルシウムについて実験室で元素分析したところ、カルシウムにだけ数値的な不足が見られなかったので、もともとの土壌が十分な量のカルシウムを含んでいたことが分かりました。


また、授業では4月までは農業全般に対する理論的な内容が中心でしたが、5月に入りオーストラリアの農業のケーススタディーをいくつか取り扱いました。中でも私が印象に残ったのはオーストラリア農業が抱えている問題です。

オーストラリアは日本よりとても乾燥している国なので、水不足が問題になってきますが、その水不足を補うために大量の地下水を灌漑で使うので塩害も問題になってきます。塩害とは土壌中の塩分濃度が上がる現象で、地下水は基本的に塩分濃度が高めなので、地下水を使用し続けることで塩分が土壌中に蓄積してしまいます。


また、その土地に元来植わっていた木などを根こそぎ取り除き作物に転換すると、地下水が上昇し塩害の原因となります。水不足は水を投入できれば解決することができますが、一度その土地が塩害の影響を受けてしまうと元に戻すまでは何十年もかかると言われており、いまだに画期的な解決方法は見つかっていません。

日本は現在小麦のかなりの割合をオーストラリアから輸入していますが、このまま塩害が進みオーストラリアの耕作地が減っていき小麦が輸入できなくなった際にどう対処するか考える必要がありそうです。

その他、5月は日本社会について勉強する授業の中で最終課題としてテーマを一つ決め、それに関してのプレゼンとエッセイを書くということも行いました。私はもう一人のクラスメイトとタッグを組んで日本の「masculinities(男らしさ)」についての研究を行いました。


江戸時代中期~現代に至るまでのmasculinitiesの変容について調べたため、多くの論文を読みましたが、海外の学者の研究の突き詰め度合には大変感銘を受けました。私は日本では「文系」の科目は取ったことがなかったので、社会的なことを学術的に勉強する機会はあまりなかったのですが、物事に対しての考え方を変える大きなきっかけになりました。また、論理的な文章を書くための良い訓練にもなったと思います。理系学生は理系科目を勉強することが重要視されている日本でも、文系科目を勉強する機会を持てたら良いのに、と思います。


6月は試験があり大変ですが、留学終了がすぐそこまで見えているので、後悔しないようにやり抜こうと思います。また、タスマニアでお世話になった方たちへの感謝の気持ちを忘れずに日本へ戻ります。







最終更新日  2019.07.02 09:15:38

2019.06.24
カテゴリ:国際交流

​​こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する

「ほっかいどう未来チャレンジ基金」

により留学中の林さん(北海道大学)から、5月の活動の様子が届きました。​​​


地域密着の建築家を目指す林さんは、北海道と似た気候・産業を持つフィンランドのアアルト大学に留学し、先進的な木造建築技術を学修しています。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
ほっかいどう未来チャレンジ基金Facebook
https://www.facebook.com/mirachalle/​​


5月は引き続きウッドプログラムのプロジェクトを進めました。当初のスケジュールでは、5月中旬には学校で建物の建設を完成させ、5月の末に敷地に実際に運び、すべての工程が完成する予定でした。

しかし、材料の到着が遅れたため5月中の完成には至らず、6月も引き続き大学のワークショップで建設作業をしなければならない状況となりました。7月上旬にオープニングセレモニーがあり、それまでには確実に完成させなければならないため、ここからさらに気を引き締めて怪我に注意しながら、残りの制作期間を楽しみたいと思います。


 建設工程に入ってからは、実際に建設作業を進めながらも、常に1:1のモックアップで部材の取り合いや形態の最終確認をしました。こうした確認作業がこの段階でも必要な理由は、大学のワークショップの機械に様々な限界があり(例えばテーブルソーという木材を切る機械は、刃物が届く最大高さ、刃物の傾けられる方向と最大角度が決まっており、刃物の最大値が切りたい木材の高さより低い場合上下両側から同じラインに刃物を合わせて切らなければならない等)一見シンプルなデザインでも実際に作る際には、機械の特性や限度を理解していなければ作ることができないことがあるからです。


 私は屋根のモックアップを作る担当となり、部材の切り出しから組み立てまで一通りの作業を他の担当の人と協力しながら行いました。モックアップは部材の大きさや作り方の確認をするだけでなく、部材同士を接合する際に使うネジの大きさや位置、方向のテストも含めていたり、屋根のユニット同士をどのように敷地で組み立てるかのテストも含めていたりと確認することが多く大変な作業ではありましたが、実際に作って確認することが結果的に一番早く不安要素を解消する方法であると感じました。


 デザインをして図面を書くだけではなく、それをどのように実現させるのかまで考えなければいけないという経験は、確実に今後の設計活動に活きてくると感じています。また、想像していた何倍も「作ること」は複雑で難しいということを学びました。


 また、5月はエンジニアリングを学ぶアアルト大学の学生がウッドプログラムのプロジェクトに参加し、建築物の構造計算をして様々な技術的な助言をくれました。具体的には、屋根の梁の本数を一部減らすことができるといったアドバイスや、屋根ユニット接合部の部材の構造的に有利な形を提案してくれました。


 今までのこのプロジェクトを振り返ると、クライアントがいて、材料を製材・加工する人がいて、材料の特性をよく知っているエンジニア、そして自分たちデザイナーがいるからこそ成り立っていることに改めて気づきました。建築をつくるということは、様々な人が関わり合って成り立っているということを改めて実感しています。


 今回の留学も同じように、様々な人が関わってできているということに感謝しながら残りの留学生活も充実させて行きたいです。6月からはインターンシップも始まるので、引き続き体調にも気をつけながらしっかりと学んでいこうと思います。







最終更新日  2019.06.24 13:13:45

2019.06.19
カテゴリ:国際交流
​​​こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

若者の海外留学を官民挙げて支援する

​​​​​「ほっかいどう未来チャレンジ基金」​​​​​

により留学中の梅村さん(SportsLifeDesingIwamizawa)から、5月の活動の様子が届きました。

梅村さんは、子どもが楽しみながら運動能力を伸ばせるボール運動指導プログラム「バルシューレ」を学びに、ドイツのハイデルベルク大学に留学しています。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
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 ドイツでの滞在も1ヶ月を切りました。5月は、多くの人の力を借りながら、地域の活動や、ドイツの教育のことを知る上でも大変密度の濃い1ヶ月となりました。

 今月の活動の中で気になったバルシューレのメニューについて報告します。対象は小学校1、2年生で、指導を担当していた方は10年ほどバルシューレやサッカーの指導をしている方です。対象の子どもは6人で、彼らは既に2年ほどサッカーを主にしたサッカー・バルシューレという、バルシューレ・ハイデルベルクの活動に参加しています。

 その日のメニューの1つに、ドリブルでボールを運んで4つあるゴールのどれかにシュートをするというものがありました。ただし、ゴールには4つのバラバラの色のコーンが立ててあり、指導者は子どもがドリブルを終えた段階で、4つのうちのどれかの色を言います。その色と同じ色のコーンが立っているゴールにシュートをするというルールです。


 最初はドリブルを終えた段階で子どもたちが、どの色のゴールがどこに位置しているのか把握できていないため、探す時間が生じてしまいますが、慣れてくると、色を言われてからシュートするまでが徐々に早くなっていきます。指導者は次に口で言うのではなく、その色のゼッケンを上にあげます。耳で聞いた情報ではなく、目で見た情報とその色のゴールを認知して、出来るだけ早くシュートをします。

 このメニューではドリブルやシュートの正確性のプレッシャーと、出来るだけ早くシュートを打つ時間のプレッシャーが子どもたちにかかり、尚且つ認知して判断するという過程が追加されています。彼は中学生のサッカーチームの指導者もしていますが、通常のシュート練習でも、青のゼッケンをあげたら、右のゲートを通過してからシュート、黄色のゼッケンをあげたら、左のゲートを通過してからシュートなど、ドリブルをしながら、認知、判断が伴うメニューを子どもたちに提供しています。似ているメニューを多くのバルシューレの指導者も行っていて、チームでトランプの同じ数を集めるゲームや、UNOを使って同じ色を集めてくるなど、認知能力を養うメニューが組み込まれています。


 また、今月はドイツに20年近く住み、サッカーの指導をスポーツクラブでされている中野吉之伴さん(ドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを保有し、ドイツでサッカーの指導者として活躍中)とお会いする機会をいただき、中野さんが指導するクラブを見学させてもらうことができました。ドイツのスポーツクラブというものがどのように地域に根付いているのか、またドイツでどのように指導者として勉強されてきたかなど、大変貴重な話を聞くことができました。


 現在は、フライブルガーFCというクラブのU-16のカテゴリーと、SVホッホドルフのU-8のカテゴリーを指導しています。メニューに関しては常に選手が次のことを予測して動かなければいけないもの、ボールが来る前に身体だけでなく、次はどのような選択肢がその場面ではあるのかを考えながらプレーする必要があるものを用意していました。


 また、そのクラブの別の指導者のメニューでは、色を使って瞬時に判断をして決断をしなければいけないような認知能力を求めるトレーニングを行なっている指導者もいました。ドイツのサッカートレーニングの雑誌の中では、近年ほとんど毎号で認知能力についての話題が出されており、中野さんは「最近ドイツでは多くの指導者が、認知、判断、決断、実行の能力を養うようなメニューを扱っており、年代に合わせてその難易度を調整している」と言っていました。

 日本の指導者の中では、未だ認知や判断、決断のトレーニングをする人が少ないと感じているということも言っていました。ドイツではそのような知見は5、6年ほど前から指導現場でも取り入れられ、今では育成に関わる多くの指導者、トップアスリートを育てる指導者もトレーニングメニューに導入しているようです。

 北海道教育大学岩見沢校では、現在ボール運動と子どもの認知能力というテーマで研究が進められています。北海道の子どもたちにスポーツを指導していく場面においても、このような認知、判断、決断、実行の能力は、子どもたちのボールを扱う技術、ボールゲームにおける戦術や体のコーディネーションと同じように重要なものです。帰国後、その知見を生かしたメニューを子どもたちに提供していきたいと思っています。

​​​






最終更新日  2019.06.19 09:49:04

2019.06.17
カテゴリ:国際交流
​​こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する

「ほっかいどう未来チャレンジ基金」

により留学中の鴻野さん(浦幌町)から、5月の活動の様子が届きました。​​​​​


北海道の木材を活かした家具デザイナーを目指す鴻野さんは、生態系や林業の中での「木」に関する学びを深めるため、フィンランドのアアルト大学に留学しています。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
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皆様いつもお世話になっております。フィンランドでも気温を20度を上回る日が増えてきており、夏がすぐ近くまで来ていることを感じられる気候になってきました。

5月上旬は、先月より引き続きベンチのデザインをメインに行いました。デザインの多くの部分は決定していたのですが、肘掛け部分がまだ決定しておらず、いくつかのアイデアを出し実物を制作していくという形式で検討し、安全性、デザイン性はもちろん、肘をかけた際の手触りや快適さにも意識を払い、デザイン製作を進めました。


そして5月中旬より、昨年の10月から始まったコリア駅のプロジェクトの実物の制作、建設がいよいよ始まりました。今まで数多くの試作を作り、強度、耐久性、デザイン性などの検討を重ねてきただけに、実物を建設できることにとても感慨深いものがありました。


ただし建築の構造が複雑で制作の精度も求められるものなので、ミスや怪我のないよう同時に身も引き締めて制作を始めました。制作の進め方としては、いくつかのグループに分かれて、ワークショップでCNCミリングマシン(コンピューター制御の木材加工機械)を使用した建物の柱等の制作や、CNCミリングマシンで加工できない大きさの材料の加工、壁を効率良く作るための治具作り、まだ決定していなかった屋根同士のつなぎ合わせ部分の確認などのための実物大のモックアップ制作を進めました。


私は主に、CNCで加工できない材料の加工や、治具の制作を担当しました。屋根部分の梁や桁や垂木などは木材のサイズが大きく、どの電気工具にもはまらなかったので、日本から持参したノコギリで加工をするなど、日本でしていた家具デザイン制作の経験が活かせるようなパートを任される場面が数多くありました。


しかし、はじめに予定していた5月末までに仕上げることができず、5月末時点で全体の20%程度が完成している状態で、まだ数多くの作業があります。ウッドプログラムは5月末日で公式には終了し、6月に入り母国に帰国する人などもいますが、残った有志で制作を継続し、6月末日までには終わらせる予定で進めております。最後の完成までフィンランドいることができるか分かりませんが、帰国直前まで制作を進めていこうと考えております。


最後の1ヶ月悔いのないよう、また北海道に素晴らしい経験や知識を持ち帰れるよう引き続き精進していきますので、ご声援ご支援のほどよろしくお願い致します。




​​​






最終更新日  2019.06.17 09:30:39

2019.06.12
カテゴリ:国際交流
​​​こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。


​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する

「ほっかいどう未来チャレンジ基金」

により留学中の田中さんから、5月の活動の様子が届きました。​​​


楽しむラグビーを道内で浸透させることを目指す田中さんは、ラグビーの本場ニュージーランドで指導者、選手双方の立場から研修に参加して、指導技術を学んでいます。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
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 今回はトレーニング内容のプログラミング方法について報告します。先月のモチベーションコントロール法と重なる点もありますが、今回は基本的なトレーニングの進め方について、主にご報告させていただきます。

 まず練習時間は60~90分程です。ウォーミングアップはこの60~90分の中には含まれていないので、選手たちは練習が始まる前にストレッチ等含め準備運動を済ませます。チームにトレーナーがいる場合は別ですが、このように自主的に練習前の準備をすることで、練習時間やコーチに対する敬意、積極性が養われると感じます。


 プログラムに参加している選手たちは、最初は慣れた環境とは違い戸惑いもありましたが、自分たちでウォーミングアップを考えて行ったり、時間通りに準備ができたりと、各選手の積極性や責任感が出てきていることが感じられています。良い練習は良い準備からできます。毎日意識するのは難しいですが、プログラムに参加するインターンとして、選手たちが練習に良い入りができるようサポートに努めています。


 ウォーミングアップが終了し練習時間になるとまず初めに必ず行うことは、その日の練習に対するキーポイントの確認です。ここで指導者として重要な点は、各ドリルの要点を選手たちに簡潔に、明確に伝え、理解してもらうこと、そして一方的に伝えるのではなく、選手たちに質問形式でキーポイントを確認し合うことです。優先順位の高いものから2~3個程度に絞り、5分程度で説明し理解した上でその日の練習を進めていきます。


 各ドリルを比較的速いテンポで行い、キーポイントを確認し合う際には必ず集合させて何がうまくいったか、いかなかったかフィードバックを行いまたドリルに戻ります。このように都度ポイントを確認し合いフィードバックを行うことで、選手たちが実際に自身の成長に気づき、更に上を目指せる練習環境を作ることができると感じました。

 各ドリルが終了したら最後にまとめとして、シーンごとに練習したことをより試合感覚に近い状況でゲームを行います。このことを英語でライブと言います。実際の試合と同じようなゲームを行うのではなく、その日のキーポイントに基づいて意識しやすいようにルールを変更して行います。



 このように最後にゲームを行うことで、選手たちがその日のキーポイントを意識して応用できているかを確認することができます。終了後は必ずコーチと選手間でフィードバックを行います。ここまでが基本的な練習の流れとなります。


 指導者は練習後自分自身でフィードバックを行うことが重要となります。フィードバックのポイントとしては、時間通りに進められたか、シナリオ通りうまく説明することができたかなども大切ですが、一番は選手たちにその日のキーポイントが明確に伝わったかどうかです。これは最後のゲームやフィードバックの際に確認することができます。

 5月中旬に、ニュージーランド代表オールブラックスのスクラムコーチ、Mike CronさんをSt.Bede’s College(留学先の大学)にむかえセッションを受ける機会があったので参加させていただきました。世界最高峰のチームを何年も指導しているコーチでも、自分の指導に対する評価を1~10で点数化しフィードバックを行うそうです。Mikeさんのお話を聞き、指導者も毎日成長し続けることの大切さ、そしてチームは選手が第一であり、選手がいるおかげで指導者がいるということを改めて考えさせられました。


 6月中には一つセッションを持つ機会があるので、その際にはプログラミング方法について学んだことをもとにテンポよく分かりやすい、選手たちが実際に自分の成長を感じられるような練習を提供したいと思います。



​​​






最終更新日  2019.06.12 09:04:58

2019.05.30
カテゴリ:国際交流
​​​こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する
​​​​​​​​「ほっかいどう未来チャレンジ基金」
​​​​​​​​
により留学中の立岩さん(北海道大学)から、4月の活動の様子が届きました。​​​


立岩さんは農業大国オーストラリアの大学と農業研究機関に留学し、北海道で大規模農業を持続させる手法を学んでいます。

 
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 3月から農業系の授業の中で実験を2つ行っています。一つは小さな圃場での蕪の栽培、もう一つはビニールハウスでのトマトの育成を行っています。どちらの実験も約2か月間通して行われ、少人数のグループで基本的には自分たちで管理から収穫まで行うというものです。私の日本の大学では、実験は基本的に1、2週間の期間で、毎回何をするかも大体マニュアルに書いてあるので、実験スタイルが大きく異なっています。


 蕪を育てる実験では、土壌分析データをもとにどの元素が足りていないかを考え、不足を補うだけの肥料の量を計算、施肥し、経過を観察するというものです。私たちのグループの圃場はカリウム、硫黄、ホウ素が足りていなかったので、それらの肥料を施肥しました。


 さらに圃場を4つに分け、それぞれで大きく異なる量の窒素肥料を施肥しました。窒素は細胞の核に必ず含まれているので植物が生長する際には絶対に必要な元素です。窒素がなければ作物は実をつけるどころか、葉さえ大きく生長しません。肥沃な土には十分な量の窒素が含まれているため、ほとんど施肥をしなくても植物がよく育ちますが(このような土地は有機栽培に向いています)、砂漠で植物が育たない1つの大きな原因が窒素不足だといわれています。


 もちろん窒素が大量にあれば良いというわけではなく、人間と同じようにバランスが重要です。人間が過食すると体を壊すように、植物にとっても過度の施肥は悪影響であり、また環境的にも多大な負荷がかかります。このバランスは時にC/N(炭素/窒素)比と呼ばれます。

 圃場の1つのエリアには窒素を全く施肥せず、別のところには多量の窒素を投入し、残りの2つにはこれらの中間の量の窒素を投入しました。4月の終わりに収穫を行いましたが、結果としては植物体の大きさには窒素飢餓による大きな影響が出ました。植物体の中でも葉の重量には大きな違いがみられましたが、蕪自体には葉ほど大きな違いは見られなかったので、現在その理由を考えているところです。また、見かけ上の違いはなくても味などには違いがあるかもしれないので、それも調べてみるつもりです。


 トマトの育成ではトマトの苗木を10個用意し、海岸付近から持ってきた砂混じりの土に苗木を移植し、5種類の異なる肥料を施肥し観察するというものです。5種類の内訳として、1つはトマトが生長するために十分に必要な量の肥料、他の4つはそこからそれぞれカリウム、リン、窒素、カルシウムを完全になくしたものです。

 観察の目的としては、栄養不足による症状がトマトにどのように現れるか把握することですが、一番早くに症状が出たのが窒素を施肥しなかった苗でした。生長が止まってからは大きくなることが無く、青白くなっていく一方でした。窒素不足が植物の生長に影響を与えるのはわかっていましたが、ここまで顕著に出ることは予想していませんでした。トマトに関してはまだ観察途中ですが、他の苗についても症状が徐々に出てきたところです。来月に収穫し最後に元素分析を行う予定です。


 6月の前半に学期末試験があるので、それが終わるまでは本当にあっという間に過ぎて行ってしまうと思いますが、時間を大切にあと1か月と少し頑張りたいと思います。







最終更新日  2019.05.30 15:32:27

2019.05.29
カテゴリ:国際交流

【赤レンガ通信】第45号が発行されました!

Hello everyone!

国際課国際交流員のT.J.・ウィシックと申します。

国際課に勤務する中国・韓国・英語圏からの国際交流員が、それぞれの視点で
北海道の観光、暮らし、経済、文化などのトピックを集め、「赤れんが通信」を発行しています。

さて、第45号が出来上がりましたので、どうぞご覧ください!

英語は​こちら
日本語は​こちら

本号は、
さっぽろライラックまつりについて特集しております。記事を読んで、北海道の春ならではの美しさを堪能していただけたらと思います。

 

また、北海道で暮らしているJETプログラム参加者のインタビューを紹介するコーナー「北海道JETスポットライト」では、秩父別町で活躍しているALTナタリー・チュウさんにお話を伺いました。彼女のお話しがお役に立てれば幸いです。


バックナンバーの1号~20号までは英語版しかありませんが、下記HPにて公開しています。
興味がありましたら、一度ご覧になってください。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsk/akarenga

 







最終更新日  2019.05.29 14:07:05

2019.05.27
カテゴリ:国際交流
こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する「ほっかいどう未来チャレンジ基金」により留学中の鴻野さん(浦幌町)から、4月の活動の様子が届きました。​​​

北海道の木材を活かした家具デザイナーを目指す鴻野さんは、生態系や林業の中での「木」に関する学びを深めるため、フィンランドのアアルト大学に留学しています。

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http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
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皆さまいつもお世話になっております。ウッドプログラムでは引き続きメインプロジェクトのkoria駅の待合室の設計をしております。

4月中頃より大学内のワークショップにて本制作を始める予定でしたが、建設していくための施工図面の修正を繰り返し、決定したデザインの施工方法を検討するのに時間を要しました。また、それと併行して制作したモックアップの強度テストを構造力学の実験場にある機械で実施し、実際に何トンまでの荷重に耐えられるのかを、実際のデータに照らし合わせた上で、デティールの決定を行っています。

 
 

その他にも、電気配線、照明、自転車置き場など、待合室を構成する要素は3Dモデリングを参照しながら決めています。既存の工法に頼らない新しい工法を考えることはとても難しいですが、クラスメート17人の力が合わさることで完成に徐々に近づきつつあります。

 

私の担当は、以前から引き続き建物内の家具作成や施工方法を計画することです。ベンチのモデルも素材、工法、強度を検討し、美しくなおかつ快適なデザインとは何か考えながら制作を進めております。フリーランスの家具デザイナーの時は、自分の中にあるアイデアをどのように出していくことがメインでしたが、今は皆で出したアイデアをどのようにしたらより良くなるか考えることが多く、この経験は帰国後の自分の活動に大きく影響を与えると考えています。

 
 

とても忙しいですが皆で切磋琢磨している毎日はとても充実しております。5月の第2週より本制作に入る予定で、安全第一で怪我のないように作業を進めていきます。残り2ヶ月のフィンランド滞在、悔いのないように今後も一生懸命取り組みますので引き続きご声援ご支援の方よろしくお願い致します。







最終更新日  2019.05.27 09:51:27

2019.05.23
カテゴリ:国際交流
こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する「ほっかいどう未来チャレンジ基金」により留学中の星野さん(北海道大学)から、4月の活動の様子が届きました。
​​​

星野さんは種子ビジネスの発展が期待されるキルギスに留学し、種子生産やその輸出入について学んでいます。
 
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キルギス滞在4カ月が過ぎました。3月から村に移動し、イシククリ有機農業協同組合(以下「有機農協」)でインターンシップをしています。日に日に暖かくなり、村での生活も難なくできるようになってきたので、これから一層活動に力を入れていきたいと思っています。4月に学んだことは主に4つあります。

①農村でもMSD(Marketing System Development :市場システムの開発)を自ら考えられる組織作りが重要
4月13日からの5日間、IFOAM(国際有機農業運動連盟)の農業関係組織の幹部向けの研修に同行しました。参加人数は21名、講師はIFOAM職員で南アフリカ出身のコンラド氏で、英語がロシア語に通訳される形で行われました。

 

内容は能力開発や研修開催のためのものです。途上国では海外支援のプロジェクト期間が終わると事業が続かなくなる組織が多いため、ものの考え方やアイディアの出し方を提供する研修も行うようになったといいます。これは途上国だけでなくイギリスなどの先進国でも行っているとのことでした。特に有機農業においては、既存の農産物と比べて販売を始めて軌道に乗せることが容易ではないため、既存の市場ではうまくいかない部分に「なぜ?」と疑問を持つところから自ら解決策を探していく必要があります。これが「MSD」です。

今回は4~6人のグループごとにテーマを決めて、テーマに沿った計画のブラッシュアップのために「ブレーンストーミング」「ワールドカフェ」「フィッシュボウル」でいろんな人の意見を取り入れる練習を実際にやってみました。今回は実際にその計画にお金が出るとのことだったので、やる気があったのかもしれませんが、普段の業務で思うことや知っていることを発言して、それが取り入れられたり、さらにそれに意見があったりして、話している人たちは生き生きとしているように見えました。

もし今回のようにお金が出ることが前提ではなかったら、いくら有機農業が環境に良い・人々の健康に良いからと言っても、人々の生活が現状で成り立っていて経済的にすぐにメリットを得られないような企画はなかなか始められないと思います。しかし常に問題はあり状況も刻一刻と変わっていっているので、このような意見交換できる場を生活の負担にならない程度に少しずつ積み重ねていけるようにできたら、良いのではないかと思いました。



②身近な需要探しで小さなことからお金を得ることから始める
農家や農協がどうしたら農産物を収穫するよりも先に、かつ安定してお金を得られるのか考えたところこの案に行きつき、現在その体制づくりを手伝っています。キルギスの市場(バザール)は、日本の卸売市場のように価格が公開で決まっているわけではないので、農家や農協はどうしても買い叩きにあってしまいます。

 
 

また、国内の価格は変動するので安定した販売ができません。そのため、お金を得ようとすると輸出という発想に行きつきます。それには何といってもロットが必要です。実際に有機農協でも販売をしていましたが、契約量を満たせなかったことから、販売できなくなってしまいました。そのため、売り先が必要となりますが、まずは供給できる体制づくりです。

キルギス協同組合連盟でこのことを話したところ、首都ビシュケクでも一部の層で安全で環境にいい食材を求める人が居るそうで、彼らと協力体制を作ることが出来れば、少しの量でも安定して販売できるのではないかという案が出ました。現在有機農協で考えている販売の方法は、北海道有機農協のような買い支えの仕組みです。
 
③PGS(参加型有機認証制度)はコストを抑えられる有機農産物の認証制度であること
IFOAMの研修では、キルギスの認証機関の「BIO KG」の職員マイランベック氏と同じチームで活動をしたので、PGSという、有機農業をしている農家の参加型、つまり水平方向にお互いを認め合う認証制度について聞くことができました。

市場へ販売する際に障壁となるのが認証登録の費用が高額だということで、それを緩和するために生みだされました。実際、海外から声がかからない限り自分たちで海外の市場調査をして品目を絞って生産・販売を始めることはなかなかないので、主に国内流通を安定させることが費用を抑えるためにも必要で、それにはこの制度が適当なのではないかと思いました。

④農業の現場にこそ企画者が活躍できること
現在、有機農協のインターンシップとして、②や他プロジェクトの企画書の作成を行っています。文化の違いもあるかもしれませんが、農家や農業関係者はアイディアがあってもなぜそれが必要なのかということを文章化して伝えるのは難しいようで、間にそれを聞き取って形にできる人が入ることの重要性を学びました。







最終更新日  2019.05.23 15:50:01

2019.05.20
カテゴリ:国際交流
こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。


​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する「ほっかいどう未来チャレンジ基金」により留学中の田中さんから、4月の活動の様子が届きました。​​​


楽しむラグビーを道内で浸透させることを目指す田中さんは、ラグビーの本場ニュージーランドで指導者、選手双方の立場から研修に参加して、指導技術を学んでいます。


ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
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 研修が始まり二ヶ月がたちました。こちらは少しずつ冬に向けて寒くなっております。今回の報告では、インターナショナルラグビープログラム(IRP)が3月25日から開始したのでその様子についてご報告したいと思います。

 初日の25日は日本人男女高校生、海外からの高校留学生含め計17名でスタートしました。インターンは私を含めた3人で6ヶ月間担当します。今回のプログラムには、選手兼指導者研修生として参加いたします。

 

 特に意識して学びたいと考えているのは選手のモチベーションコントロール方法、トレーニング内容のプログラミング方法、そしてストレングス強化方法です。今月は選手のモチベーションコントロール方法について注目してご報告いたします。

 この二ヶ月で色々なチームの練習に実際に参加させていただきました。IRPプログラムの拠点であるセントビーズカレッジの一軍やU13の練習、自身が所属するカンタベリー大学の練習、更にはプログラムに参加する女子高校生選手たちが所属する高校生チームの練習。各チームレベルは異なりますが、まず共通して大きく感じたのはコーチと選手との距離感です。どのチームの指導者も選手との信頼関係を確立しているように感じられました。

 

 現地での練習を見ていると、練習時間は長くても90分以内。指導者が選手のプレー中のミスに対して大きな声で怒鳴るようなシーンや、指導者が一方的に指導し長い時間同じドリルに取り組んでいるシーンなどというのは全く見られない点が一つ印象的でした。

 基本的な練習の流れですが、まず各ドリルを10分程度行いますが、2〜3分ほど進めたところで一旦で区切り、選手たちを集合させ意識するべきポイントを、指導者から選手たちに”質問形式”で確認します。キーポイントを認識させた上でまたドリルに戻る、この繰り返しです。

 

 早いテンポで練習を進めていくため、選手たちも短い時間の中で集中力高く取り組むことができます。このように選手たちに質問をし、考える時間を与え、選手たちの考えを受け取るといった指導者と選手とのキャッチボールを繰り返し行うことで、選手たちにキーポイントをより明確に認識、意識させることができます。

 実際に選手としても練習に参加していますが、意識すべき点を指導者から伝えられ休みなくとにかく正確さだけを求め数をこなすよりも、都度要点を確認し合い意識して取り組むことで、短時間で効率よく質の高い練習を行うことができると感じました。また、練習後には必ず何が上手く出来たか、出来なかったか、何を学んだかについて、チーム内でフィードバックを行い共有します。フィードバックを行うことにより、選手たちの得意なプレーや課題が明確になり、また選手の自信へとつながります。

 

 質問形式で練習の意図を確認したりフィードバックを行い、考えていることを他の選手たちの前で実際に発言することは、ラグビーのスキルだけでなく、人として成長する上での積極性や自立性の向上を図るのには、とても良いトレーニングになります。ニュージーランドの選手たちは常に集中力の高い選手が多いと感じますが、選手たちの練習中のモチベーションを高く保たせる指導者の”モチベーションコントロール”スキルがあるからこそだと強く感じました。

 このように練習を進めていくことで、練習後には選手たちの中で達成感が生まれ、更には自信が生まれます。指導者→選手ではなく指導者⇄選手という関係性、一方的に教えるのではなく考える時間を与え”気づかせる”という指導があるからこそニュージーランドラグビーは常に成長し続けているのだと強く感じた二ヶ月でした。帰国後に活かせるよう引き続き色々な視点からニュージーランドの指導法について学びを深めていきたいと思います。

 







最終更新日  2019.05.20 14:52:36

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