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テーマ:お勧めの本(7221)
カテゴリ:小説 ミステリ
ソロモンの犬
作者:道尾秀介 主人公の秋内は大学生。友人の京也、その恋人のひろ子がいて、ひろ子の親友智佳に強い思いを寄せている。 4人で遊ぼうとしたある日、大学の先生の息子の陽介が飼い犬に引っ張られてトラックに轢かれる現場を秋内は目撃し、他の3人も現場近くに居合わせた。 なぜ飼い犬は突然道路を渡ろうとしたのか?陽介を殺してしまった間接的な真犯人は誰なのか? といった感じのミステリー。 謎を追う中で、風変わりな動物生態学の大学教授間宮がさまざまな犬の生態を教えてくれる。ついでに、人間の生態も・・・ 犯人探しもさることながら、4人の大学生の関係、秋内の智佳に対する純情っぷりが面白かった。 ズシリとくるような重み、ハッとする謎解きにはやや欠けた小説だったが、気軽に楽しめた。 この本で学んだこと。女性は好きな男性に話しかけるときは、微妙に声が高くなるらしい。 本当か?オバちゃんは電話に出るときは高い声になってると思うけれど、あれも媚びてるんだろうな。 逆に、男性が女性を口説くときは低い声が効果的だとか。 人間観察に役立つかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月17日 08時04分19秒
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