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テーマ:お勧めの本(7221)
カテゴリ:小説 ミステリ
ジェシカが駆け抜けた七年間について
作者:歌野晶午 舞台はアメリカを拠点にしたマラソンの強化クラブ。 原田歩はアスリートとしての生命を、監督の最悪の指導によって断たれてしまう。 監督を呪い殺したい。できれば自分の分身が欲しいと願う。 ジェシカ・エドルはエチオピアの出身で、歩と同じくマラソン選手。マラソンをやめるという決意をした歩から監督の行状を聞く。 クラブをやめた直後、歩は自殺する。 原田歩の失意の自殺から七年、ジェシカ・エドルが出場したマラソン大会で、監督が何者かによって殺される。監督の手にはジェシカのネックレス。殺したのはいった誰?といったミステリ。 オチ・謎解きは確かに驚きがある。エチオピアの文化・習慣と日本の習慣が違うことを知った。「異文化ミステリ」といったところか。 『世界の終わり、あるいは始まり』『絶望ノート』はとても面白かったけれど、今回はちょっと期待はずれ。 では、小説に愛はあったか? ま、少しありました。 さて、センター試験、今年の小説は中沢けいの 楽隊のうさぎ から出題されましたね。けっこう中高生に読まれている作品だと思う。私もこの本読んだことあるけれど、その後中学生の知人にあげたし… まだ問題解いてない。ボケ防止に、今からやってみよう!英語も挑戦してみよっかなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年01月17日 08時15分09秒
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