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マダム豆大福の読書の小部屋

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2012年08月25日
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【送料無料】国語が子どもをダメにする [ 福嶋隆史 ]

面白く、勉強になった本。

オビの文章は…
「国語力とは論理的思考力である。しかし、学校では感性の授業ばかり。一方、進学塾の模試やセンター試験は読解偏重、難解複雑信仰、長文速読主義で弊害が多い――カリスマ教師が、国語教育の大罪を内部から検証し、脚光を浴びる「ふくしま式」メソッドを伝授。革命的な国語教育論。」

この本に述べられている現代の国語教育の問題点は…
・小学校で国語をまともに教えていない。
・内容重視で、形式の訓練をしていない。
・読書感想文の書き方を教えない。
・入試国語がひどい。
などなど。
そして、改善案は
・同等関係・対比関係・因果関係を整理する力をつけよう
・国語テストを一新しよう

ということ。

センター試験に問題があるという意見には大賛成である。
私も、センター試験は国語力を試すものではないと思ってきた。
実力がそこそこあると思われる子が、センターで国語だけ撃沈したのを
何度も見た。
センターの現代文は、ある方法をつかめれば解けるようになるけれど、
その「方法」を身につけることが国語力を高めるとも思えない。
漢字の書き取りと、文章の要約だけで、基礎力は判定できるのになあと思ってきた。

問題自体がひどい場合もあるし…

この本の筆者の意見にはおおむね賛成した。
ただ、私は子どもたちの「語彙力の無さ」も問題点だと思うので、その点も書いて
欲しかった。

国語、とくに現代文は、教える人によって面白さと有用性が随分と違う教科だと思う。

ひどい先生は、生徒に教科書を読ませ、
教師用トラのまきに書いてあるような要約を黒板に書くだけ。
そんな教師が実際多いのでは?

現代文とか小論文とかを教えるのは、勉強すればするほど面白い仕事だと思う。
仕事全般に言えることかもしれませんが…





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Last updated  2012年08月25日 12時55分42秒
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