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マダム豆大福の読書の小部屋

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2014年05月02日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】女のいない男たち [ 村上春樹 ]


村上春樹9年ぶりの短編小説集だとか。

二時間足らずで読了。面白かった。

最近の村上作品はどうも…このブログでも取り上げたが「多崎つくる」がイマイチだっただけに、
どうかなーと思って読んだけれど…

よかった。

『女のいない男たち』という題名だが、すべて、女性に去られた男性の話だ。

男性と女性の間にある深-い溝、女性の理解しがたさ…

設定も筋もいろいろだが、共通するテーマはそんなところ。

『ドライブ・マイ・カー』と『イエスタディ』が特に好きかな~

男の純情。泣ける。

『イエスタディ』では、ビートルズの著作権代理人から「訳詩」にクレームが来て、
単行本ではかなり削除されたそうだ。

インターネットで、もとの「イエスタディ」の訳詩を見てみたが…

とても面白いし、原詩からはかけ離れている。クレームつけなくていいじゃん!
と思った。

その他、雑誌掲載時に載せた実際の地名が、その後住民からのクレームで変更になったということも
まえがきにあった。新聞のニュースでは知っていたけれど。

この短編集には長めの「まえがき」があるが、この二点のエクスキューズのために
珍しくまえがきがあるのだと思う。

その他、創作事情をいろいろ述べている。こういうのは村上春樹には似合わない。
いらん!
と思った。


話は変わるが、最近朝日新聞で夏目漱石の『こころ』が連載されているけれど、
毎日ワクワクするほど、面白い。高校生、大学生の頃に読んだ時より、
なんてエンターテイメント性の強い小説なのだろう、と感じる。

歳とってよかった、かな。








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Last updated  2014年05月02日 22時46分45秒
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