都の南♪

昨日の夕方の佐依家での会話…


父さま『おい…(佐依たん)今日どこに出かけたんだ』


母さま『いすみですよ』


父さま『………あいつは､地震起こしに行ったのか』


あのぉ～～～σ(^_^;)?


わたくしが安房の国を留守にすると､
地元で体感地震が発生するケースが多いのは統計上の事実ではありますが…


その度に､父母さまがウホッとイキイキするのはなんでじゃぁ～(>_<)


今回は発生した場所が全然ちゃうやろが～～


┐('～`;)┌





さて､昨日は以前より楽しみにしておりました飯縄寺の御開帳に行ってまいりました)^o^(


《飯縄寺》

開山:808年､慈覚大師

本尊:飯縄大権現(不動明王)

創建地は太東岬の上であったとのこと｡

元禄地震&津波で太東岬が壊滅的被害にあい､沖原村民が全員移住｡

後に飯縄寺も現在地に再建されました｡



飯縄寺には義経伝説があります｡

鞍馬で大天狗から兵法を伝授された義経が､奥州に向かうことを告げると…

『奥州に向かうなら､わしの知り合いのいる上総國の飯縄寺へ訪ねるがいい』

と言われ､
奥州に向かう途中､伊豆から船でこの地に着いたという……

(犬吠埼にも義経と愛犬の悲しい別れに関する伝説があるそうな)

ちなみに､当時の太東岬は二里(8km)ほど現在よりも海に張りだしたもっと広い土地だったそうで､
岬の先端からはぎりぎり伊豆が見えたといわれて…
いすみの地名は『伊豆見』からきていると言われておりまする｡
(異説あり)



この義経伝説を元に､宮彫師『波の伊八』が再建時に手掛けたのが､欄間彫刻の傑作
大きな大きな…(1×4mほど)
《天狗と牛若丸》です｡

他にも《波と飛龍》などの伊八作の彫刻、「義経と弁慶の図」の絵馬､見事な龍の天井画などがある見所の多い寺院であります｡



慈覚大師創建で､今も天台宗のままという点でも､貴重な寺院といえます｡

(房総半島には天台宗として創建されたものの､今は真言宗､曹洞宗､日蓮宗などに改宗されている寺院が本当に多いので^^;)

慈眼大師天海に縁のある寺院でもあり､
(天海が東照大権現を伊勢神宮以上の権威に引き上げようとしたことを考えると､富士～日光～一宮沖のトライアングルの唯一海にある一点の最も近いポジションで飯縄権現=天狗を祀る寺に縁があるって…さすがでございまする^^)


江戸時代には､火伏せの権現として信仰を集め､隆盛を誇ったそうです｡



飯縄寺には美しい『マリア観音像』があり､ガラシャの持ち物だったのではないかと言われておりまする｡





待ちに待った年に一度の御開帳～うほほ～～o(^-^o)(o^-^)o


準備万端､電車でGo





出発しようとした途端､
身体の中から素晴らしいエネルギーが湧き上がってきました(*^^*)

うっとり

上品なエクスタシーが､電車の中でもず～っと続いておりました～(⌒0⌒)／~~

海も綺麗で､太陽の光も優しく清らかで､

ふわふわ～んと幸せじゃあ～＼(^o^)／





東浪見から海岸線をお散歩しながら(供養もしつつ)飯縄寺に向かうつもりでしたが…

なぜか…

『三門で降りて､南から北に歩いて向かう』

…という案が､ハートの中からボワッと浮かんでまいりましたので､素直に従って三門で下車｡

ちっちゃな駅舎を抜けると…

(※ここから怪しいお話になってゆきまする^^)


ダキニちゃんがお出迎え～♪

(※ダキニちゃんと佐依たんとの過去生から続く浅からぬ関係については､機会があったらいずれ書くかも)

いやぁ～んダキニちゃん

なあんで駅なんぞで出迎えてくれるのじゃぁ～(*^^*)

飯縄権現さんは､お不動さんとガーちゃん(聖天さん)とカルラさんとダキニちゃんと弁ちゃんの五体の形状をとって活動するらしいので…

なにやら嬉しいぞぉ～


さて､駅を出て飯縄寺に向かおうとすると…ぐいぐい引っ張ります｡

ダキニちゃんが引っ張る方を見てみると…

民家の庭の一角に輝く石の祠発見!!


そうか!あそこに祀られてるのねん)^o^(


テクテク歩いていくと､お地蔵さまがいらっしゃいましたのでご挨拶｡


さらに進むと…

『日本三大金比羅』

の文字が眼に入りました｡

ウッハッハ

んな訳ないでしょ!!

と思いつつも､チラッと寄ってご挨拶(._.)_

三大金比羅はともかくとして､思ったよりもよろしいところでした(*^^*)

(周囲がかなり荒れていたのが気になりましたが^^;)





飯縄寺さんの看板を見つけ､細い道を入ってゆきます｡


もう一本早い電車で来たら12時の大護摩供に参加できたのになぁ～φ(．．)

(乗り遅れました^^;)

三門駅を降りたのが12時ちょい前ですし､
もうとっくにお護摩終わっちゃったろなぁ～^^;

なぜにこんな中途半端な時間になったのかしらん?

(^^ゞ


途中､小さな神社を発見しましたので､ご挨拶してみると､
浅間神社と白幡神社を合祀したお宮さんでありました(*^^*)

うは)^o^(
源氏の白幡さんだ♪


その時､メールが……ピロピロリン～♪


『飯縄寺に着きやした～!』


花〇庵さん､来た～～～＼＾о＾／

(何故伏せ字…笑)


うっひゃあ～～～わたくしももうすぐ飯縄寺に到着でやんすよ～～)^o^(


寄り道してる場合じゃないぞよ!!
私も行かねば!


飯縄寺の山門を潜ると､よい感じ～(*^^*)


さらに進むと一気に清らかさがシュワッと倍増


ところで御夫妻はどこでっしゃろか

見回すもそれらしき人はいないようです｡


先に飯縄権現さんにご挨拶しましょ


と本堂に上がってみると…

堂内の脇寄り前方で､ちょうど御数珠シャリシャリして読経をはじめた一組のご夫婦が目に入りました…


(゜ロ゜;


花〇庵ご夫婦………サクッと発見



……つづく