ここんところバタバタだったので、久々の更新。

特に変わった事はしていないので、ネタも無し。

んが、この本が超絶面白かったので、ちょっと紹介。

勇者たちの伝言　増山実　著


作中舞台は、現代と昭和44年頃の阪急西宮北口駅前。

今は、阪急西宮ガーデンズが、ドカーンとあるあたり。

昔、ここには西宮球場があった。

ホームグランドにしていたのは、阪急ブレーブス。

ここらへんで、あー懐かしい！

って思った人は、どストライク確実。

55才くらいの人が、たぶんど真ん中。

おっさん的には、ちょっと分からない部分多数あり。

西宮球場がシーズンオフに、競輪場になってたなんて知らんかった。

また、阪急ブレーブスが優勝した事も知らんかった。

ましてや、日本シリーズで巨人と対戦した事も。

ってな具合で、阪急沿線あるあるが多数ありあり。

ここらへんにピンと来ないと、前半はタイクツ。

正直、第１章あたりで、止めそうになった。

んが、我慢して読み進むと、３章あたりから劇的にターボが効く。

それも、昔のドッカンターボ！

そっから徹夜で一気読み。

いやー、眠気も吹き飛ぶ面白さ。

でも、いわゆる「ブンガク」じゃないので、賞味期限短め。

この時代に読まないと、面白さは半減すると思う。

ってな具合で、鮮魚のような作品。

これはぜひ、新鮮なうちに刺身で御賞味下さい。