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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年08月28日
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カテゴリ:映画
『サマーウォーズ』
(上映中~:シアター大都会)
公式サイト:http://s-wars.jp/index.html

数学オリンピックの日本代表になり損ねた高校2年生の小磯健二は、
憧れの先輩・篠原夏希に頼まれるままに、
彼女の田舎の長野県上田市にバイトとして連れて来られた。

バイトの内容は彼女のフィアンセを演じること。
親戚一同が集まる8月1日の栄ひいばあちゃんの誕生日に紹介して、
病気がちになっていた栄を安心させようという試みだったのだが…。

一方、ネットの仮想世界“OZ”のシステムが混乱するという騒ぎが起き、
その犯人が健二であるとの報道が。
彼の携帯に送られてきた数字の暗号を解いたことで、
ハッキングAIが健二のアカウントを奪って進入したというのだ。

世界中のネットシステムがOZに繋がっていたことで、世界は大混乱に…。

OZが僕でも理解できるギリギリの仮想世界で良かったです。
説明シーンで富山県のデータが出てきましたが、
これは「富山県上映版」なのか、どこで観てもこの映像なのか、
富山県出身の細田守監督の「ちょっとした郷土愛」なのか?

それはともかく、そう遠くない将来こういう社会になる可能性はあるかも…ひらめき
と思わせるリアル感(サイバーテロやパニックも含めて)と、
でも今はまだ夢の世界であると思わせるかわいいデザインのバランスが素敵。
アニメーション映画ならでは良さを感じました。

バランスという言葉を使うなら、
デジタルとアナログのバランスについても考えさせられました。
ていうか、これについては僕も前々から思っていたことなんですけどね。

栄ばあちゃんがネット社会の混乱を抑えるために使った道具は…マル秘
これがまだ家にあるということが素晴らしい!!

ネットは顔も知らない世界の人を結びつける魅力があります。
しかし、顔の分かる人たちとの関係における信頼感も大事にしたい。
そして、その最高の関係にあるものが家族・親類なのではないでしょうか。

他にもいろいろ書きたい事が…えんぴつ

栄ばあちゃんの手紙にあった「いちばん悲しいのは…」の一節。
あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた。痛たたた雫

せめて、ご飯だけはちゃんと食べておくことにしよう。
まぁ、これは『顔』という映画でも学びましたが…。

その他、起承転結のそれぞれの展開の中に、
別々の何かしらのテーマというか、感じることがありました。
演出も細かいところまで行き届いてるしグッド

いや、もうこれ、観た人とじゃないと話せないわNG

『時をかける少女』も素晴らしかったけど、本作も素晴らしかったですきらきら
細田監督にいつかインタビューできたら嬉しいなぁ。
舞い上がるだろうなぁ。同じ歳なんだけどなぁあっかんべー

ぶっちゃけ、あるシーンで涙が溢れてとまらなくなりまして泣き笑い
こうなるだろうなぁ…と思っていた通りの展開だったのに泣けて泣けて。
世界平和って、本当は多分こういうことから築かれていくんだろうな…とひらめき

今年観た全ての映画(104本:今年はペースが若干遅い…)の中で、
このシーンが一番泣けました!

神木隆之介さんと谷村美月さんは、既に声優としての実績もあります。
初アフレコだった桜庭ななみちゃんも雰囲気がよく出ていました。
ここまでされると、「吹替えはプロの声優を…」なんて言ってる
僕自身の方が恥ずかしくなります(まぁ、また言うこともあると思いますが…)。

一方で、中村正さんの声は「ベテラン声優オタク」としては嬉しかったの一言。
でもって、主題歌は山下達郎さん。ええ歌ですな~音符

ということで、他にも、やっぱり勉強は出来た方がいいな…とか、
無理解は世界を滅ぼすな…とか、いろいろと感じたことがあるのですが、
とにかく、僕にとっては、多少の脚本の強引さなんか気にならない、
完璧なドツボ映画だったということですスマイル





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最終更新日  2009年08月29日 11時25分43秒
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