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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2011年02月04日
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カテゴリ:映画
『毎日かあさん』
(2/5~:TOHOシネマズファボーレ富山)
公式サイト:http://www.kaasan-movie.jp/

原作の映画化が多い西原理恵子さんのベストセラー漫画の映画化です。
6歳の息子と4歳の娘を抱え、人気漫画化として活躍しながら、
母としても奮闘する西原さん自身の日常を描いた世界。

単純に人生を切り売っているのではなく、
一つ一つの世界がエンターテインメントとして描かれているところが素晴らしい。
今年ここまで観た映画の中では、この作品が一番好きです。

当ブログのタイトルになっている「フリートークは人生の切り売り」は、
僕が勝手に作った言葉ですが、つまりは『毎日かあさん』のような世界観のことです。
ということで、僕自身はまだまだですが、目指している世界がここにありました。

原作にもあるのであろうエピソードが積み重なっていて、とても漫画的な実写映画です。
特に度肝を抜かれるのは長男のブンジ君。これが我が子だったら頭を抱える?
いやいや、ここまでやってくれたら、天才だと思って行く末を見守りたくなります。
演じている子役自身もですが、中身も含めて、妹のフミちゃんも超かわいい。
それに、2人とも健気に成長していて、おじさん(僕)、やられちゃいましたよ。

そして、なんといってもアル中の夫・鴨志田さん。
アル中といえば聞こえは悪いですが、アルコール依存症は深刻な病気なんですね。
しかも、鴨志田さんは戦場カメラマンとして地獄を見ていて、それが後遺症になっている。

正直、楽しく面白いだけではなく、いろいろたいへんな事もあります。
でも、受け止め方次第では苦労にしか感じられない出来事も、
笑って受け止めてネタにするぐらいでちょうど良いのかもしれません。

そんなことを感じさせてくれる作品でした。

この西原役が小泉今日子さん、夫の鴨志田役が永瀬正敏さん。
元夫婦で演じるセンセーショナルなキャスティングですよね。
そういう目線で観るのは、純粋な作品鑑賞としては邪魔になりますが…。

でも、西原さんや鴨志田さんがそうであったように、
この2人だっていろいろあって今回の作品があるのも確かなんだろうとは思います。
終盤になれば、これが最高のキャスティングであったことがよく解ります。

編集担当者役が大森南朋さんだったりして、その他、細かい役でも豪華キャスト。
エンディングテーマの木村充揮さんの『ケサラ~CHE SARA~』も印象的でした。

家庭を持たない僕が観ても素晴らしいと思ったのですから、
仕事をしながら育児や家事にも追われている主婦の皆さんがご覧になったらそれ以上かも。
西原さんは「自分がしていることは、世の女性みんながしていることで…」と語っています。
まぁ、それをこんなに面白く見せてくれるのは彼女だからこそなんでしょうが…。

映画とは直接関係ないのですが、
いろいろ調べているうちに行き着いた、西原さんの「人生画力対決」の映像が最高に面白いです。
スペリオールの企画だそうですが、誌面で読むよりも会場に行きたくなりました。





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最終更新日  2011年02月04日 22時12分33秒
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 Re:映画 『毎日かあさん』(02/04)   いくの さん
おお、面白かったですか!
私、原作の大ファンで、鴨志田さんのお書きになった小説も読んで
ぜひとも見に行こうと思っていたのですが
原作を愛するがゆえに見なきゃよかった的なこともたまにはありまして…。
これで安心して見ることができます。 (2011年02月04日 23時07分30秒)

 Re[1]:映画 『毎日かあさん』(02/04)   マッキー≧仁楽斎 さん
◆いくのさん
あ~でも、僕は原作は読んでませんからねぇ。
多分、大丈夫じゃないかと思うのですが…。
(2011年02月05日 03時06分17秒)

 漫画つながり   松虫武夫 さん
この作品の演出を担当されている小林聖太郎監督は、
上岡龍太郎師匠の御令息です。 (2011年02月05日 05時35分40秒)


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