【サッカー女子カナダW杯の遠征記4】ホスト宅に到着~Belgian Friesで食べた晩ご飯
今日のエントリーは【サッカー女子カナダW杯の遠征記4】として、バンクーバー到着からairbnbで見つけたホスト宅に辿り着いてからの様子と、同日の晩ご飯で食べたものを紹介します。バンクーバー空港(YVR)に到着後、民泊予約サイトの【airbnb】で予約していたホスト宅を目指して自力で向かいました。ホストから提供された「ハウスマニュアル」には空港からホスト宅までのアクセス・移動方法が詳細に記されていましたので、スカイトレインで最寄りの駅まで行き、そこからはスーツケース等があったためタクシーを使ってホスト宅がある「通り」まで乗せて貰い、住所の番地表示に基づいてウロウロしていると、ホスト宅のマダムが声を掛けてくれたため、無事にミートというかチェックインすることができました。↑コチラがホスト宅の外観写真です。住宅の外観を見れば、治安状況が分かりますが、ホスト宅を含めてこのエリアのどの家にも高い塀や有刺鉄線、鉄格子や二重扉などはなく、私自身が「この程度のセキュリティレベルで大丈夫かな?」と疑問を抱いてしまうほどユルユルでしたので、治安の良さが分かりました。画像には写っていない門扉を入ると階段になっていて、そこを上がっていったところ、すなわち2階部分に玄関がありました。玄関を入っていくとリビングダイニングルームがあり、一番奥がキッチンにがありました。この2階の下の1階部分に2部屋あって、そのうちの狭い方が今回泊めていただいた部屋で、3階部分がホスト夫妻のプライベート空間になっていました。昨年のブラジルW杯の際、レシフェとクイアバで同様のルームシェアをした経験から、今回のバンクーバー遠征でも高いホテルを避けて、早々と民泊ルームシェアを選択することにしました。宿泊費のことに触れておきますと、2人で7泊して日本円の決済金額で46,026円でしたので、1泊あたりに換算すると約6,575円でした。この金額で、治安のことは全く心配することなく、気軽にB&B(ベッド&ブレックファスト)として利用することができました。朝食はセルフサービスでしたが、逆に言うと、冷蔵庫のストックやフルーツ、パンやシリアルなど自分たちの好きなようにアレンジできたのは良かったかも知れません。後日、朝食で食べたものの写真もアップしていきます。荷物を解いて、少し休んだ後、ホスト宅の近所を散歩しながら、自分たちで調達したい朝食の補助品や必要な買い物を済ませました。ホスト宅の通りから150メートルほど西に歩くと「コマーシャル・ドライブ」と名付けられた大通りがあって、その名称のように商業エリアになっていて、大通りの両側には飲食店やスーパー、キヨスク、カフェなどが建ち並んでいて、何をするのも近くて便利な場所でした。買い物とご近所パトロールからホスト宅に戻ると、道を隔てた向かいのお宅の門扉の上にいた白黒ブチの1匹のネコが「知らない顔の奴らだな」という表情でコチラをずっと見ていました。デジカメを持って散歩していたので、すぐに何枚か写真を撮らせてもらいました。箱座りまでのリラックス感がなかったのは、よそ者である私達のことを一応監視していたからだと思います、w。近くに行くに従って、目を合わせようとしないところも、警戒していた証拠なのかも知れません。↑ココまで近づくのが限界だったというか、この写真を撮影したすぐ後に、ネコ自身からコチラに寄ってきて、頭をスリスリしてくれましたので、私もネコの頭をナデナデしてコミュニケーションを図りました。すると即座に道路を渡って、ホスト宅からみて右隣の家の方に移動してきました。この子の正体は、どうやらお隣で飼っている家猫さんのようでした。この子にはその後、1~2度しか会うことはありませんでしたが、人懐っこくて良い子でしたね。海外のネコの顔やサイズって、その国や地域の特徴をよく表していると思いますが、バンクーバーで多くのネコを見掛けましたが、それぞれ毛並みが良くて、ガリガリに痩せている子は1匹も見ませんでした。夜の時間になって(と言っても21時過ぎまでは余裕で明るい)、晩ご飯を食べるため、再びコマーシャル・ドライブに行ってお店を探すことにしました。取り敢えず、情報やクチコミに頼らずに「お客さんが多く入っているお店」の中から適当にお店を選定することにしました。その結果、ホスト宅からも比較的近くにある【BELGIAN FRIES】というお店に入ってみました。店名は「ベルギーのフライドポテト」ということになっていますが、実際はカナダのB級グルメとして有名な「Poutine」(プーティン)が食べられるお店でした。ということで、Poutineというものがどんな料理なのか分からないまま、適当にオーダーして、スポーツ観戦にはもってこいのテレビ前のテーブル席を確保しました。料理と一緒に注文したのは「MOLSON CANADIAN」というカナダではもっともポピュラーで、流通している瓶ビールでした。注文した後、注文番号を呼ばれたらセルフで取りに行くという、日本のサービスエリアでよくあるオーダー方式でした。相方さんにお願いして、受け渡しカウンターに取りに行ってもらったところ、運ばれてきたのは上画像のものでした。確か・・・「Beef Brisket」という「牛赤身肉をほぐしたもの」を注文した筈で、これはどう見ても違うものだというのが分かりました。店員さん(ワーホリのイケメン日本人?)に確認したところ、間違いということに気がついて、丸ごと下げられましたが、何も言われなければ諦めて手を付けてしまうところでした、w。↑コチラが正しい「Beef Brisket」(ミディアムサイズ・9.25ドル)です。注文した後、というか食べ終わって帰り際に改めて料理の説明を確認したところ、Beef Brisketは「熟成した牛肩バラ肉を手でシュレッドして、クラシックなPoutine(プーティン)の上にサーブしたもの」と書かれていましたが、そのとおりでした。しかし・・・ミディアムサイズでこのボリュームは、はっきり言って1人では「まったく手に負えない」レベルでした。相方さんはコレとは別に「モントリオール スモークドビーフ サンドイッチ」(0.5アメリカパウンド≒226グラムの肉・10.50ドル)も平らげていましたが、少しばかり手伝ってもらってシェアして、ようやく完食することができました。注文時にボリュームをよく確認しなかったのがそもそもの失敗でしたが、2人が2人とも「腹一杯」を超越して食べたのは久しぶりでした。アグレミーナ浜松の私設応援団「ウナトラス」のメンバーさんたちが、アウェイ遠征の際に地元グルメを食べまくっていることは有名ですが、ここで同様のことをやってしまうとは・・・。ホスト宅に帰っても、部屋で飲み直す気力もなく、そのままバンクーバーでの初日の夜は寝落ちしてしまいました。今日のエントリーは以上です。