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カテゴリ:arte
お世話になっている文化庁の広報担当者のお父様が監督する劇団 Teatro Ensayoの新作「Canto Esperpentico」を見てきました。衣装、音楽が素晴らしく、内容は教会批判が含まれていて尖ったものでしたが、役者さんがとってもハイレベルでトッテモ楽しめました。
![]() 集客に苦戦しておられるようで、、伺った日も4人で残念でした、、。最近よく考えていることなのですが、時代の流れと共に、難しい公演、上映、、クリスマスのシーズンに、この内容で有料(エクアドルでは高めの6ドル)、どう考えても難しい流れです。 ![]() テレビのなかった時代、インターネットのなかった時代の音楽、演劇、映画、、全く価値観が違ってきている上に、公が主催する無料イベントが溢れる中、エクアドルの場合、コピー産業がシッカリ取り締まられていないことも含め、難しい芸術活動の未来。 今となっては芸術で生きる以前に、活動を続けることすら難しく、多くの発表の機会を持ち、集客ができる、、存在しているか、いないか。その中で昔のままではいられない、、存在するための工夫、それも創造の一つ。 ![]() そんな中で無料公演が行われることの少ない日本の佇まいは貴重だとシミジミ思う今日この頃です。日曜日の静かな通りのベンチで、この先のことを考えていました。 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.17 09:54:21
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