【訪問日:2024年(令和6年)10月5日(土)】
※ 公式HPより
【千代田区景観まちづくり重要物件】 1937(昭和12)年 三菱合資会社地所部(藤村朗)司法界の社交場として建てられた倶楽部建築の建物です。現在の法曹会館は、昭和12年(1937)竣工しました。お濠端という場所にふさわしい静謐な趣を生み出すよう配慮されたデザイン。尖塔屋根のある塔屋や正面にはめ込まれたステンドグラス、瀟洒な車寄などが特徴です。全面に薄いグレーのタイル貼りで、両側に尖塔屋根のある塔屋のあるシンメトリーな正面ファサード。中央に車寄せがあります。外観は教会を思わせるようなアーチ窓があるほどのおとなしいデザインですが、内装は正面にステンドグラスがはめ込まれてあり、深紅の絨毯が敷き詰められた階段など、昭和レトロの雰囲気を感じさせます。
設計者は三菱地所技師長の藤村朗。
現在も結婚式場、バンケットルームとして営業されています。
※ 三淵嘉子裁判官とその時代展
〈一般財団法人法曹会 法曹会館(東京都千代田区霞ヶ関1-1-1)〉