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テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:本
珍しく昼間の更新です。
本日紹介するのはコチラ。 積み本20141027 posted by (C)摩周丸 オラフ・ステープルドン著「最後にして最初の人類」です。 【送料無料】 最後にして最初の人類 / オラフ・ステープルドン 【単行本】 ざっくりあらすじを書くと・・・ 栄枯盛衰を繰り返しながら、それでいて決して断絶しなかった人類の20億年に及ぶ興亡史です。 読了してみて・・・ これはいい買い物をしました。何故かって言うと、全然理解できないからです。 本書は1930年に生きている著者の精神を利用して、20億年後の「第18期人類」が人類史を俯瞰するもの、という設定です。 5分の4は地球から金星を経て海王星で最後を迎える筋道を描いてますが、最終章では最期を迎えた「第18期人類」が自らの事を述べています。 そこが難しい。途中は文明が築かれ、そして崩壊して次の人類にバトンタッチしていく叙事詩なのですが、最後は彼らの人生観・死生観が綴られれています。 この辺りになるとチンプンカンプンなのです。 おそらく著者は意図して難解にしたんでしょうね。本文でも述べていますが、「第18期人類」は、我々「第1期人類」よりはるかに精神的成熟を果たしている(のだそう)から。 SFと言えば科学技術が前面に押し出しているイメージが強いですが、本書は違います。「はしがき」でも述べられていますが、この物語は神話なんだそうです。 最後に述べられているのは宗教的哲学・・・う~ん、うまく言えないなぁ・・・ この先何回も読み返してみないとどうにもならないですねぇ・・・ いい買い物と言ったのは、こうして何回も読み返して楽しめるからです。 かのアーサー・C・クラークを虜にしたのもうなずけます。 この先も楽しむこととします。 追伸 新たな積みを重ねました。 積みプラ20141122 posted by (C)摩周丸 先ほど届いた「ジェガン(F91 Ver.)」です。 毎度のことながら手抜きのパッケージですな。カラー写真がないから、塗装のチャートにもなりゃしない。 それでも買ってしまうんですから、なんだかなぁ~ 今日は午後から勉強&模型製作をします。 それではまた・・・ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/11/22 12:09:51 PM
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