2976329 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

青函航路異状なし!

青函航路異状なし!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

あべ模型製作所

あべ模型製作所

Calendar

Category

Comments

摩周丸@ Re:良い画像だね(05/05) 北の冬さんへ お久しぶりス。元気にして…
北の冬@ 良い画像だね  あちこち出かけてるね~。  良い景色、…
摩周丸@ Re[1]:近況報告20230325(03/25) かわしんさんへ 久しぶりっ なんとか一年…
かわしん@ Re:近況報告20230325(03/25) 元気そうですね。もうすぐ一年ですか。 ブ…
摩周丸@ Re:元気かな?(06/26) 夏だけど冬さんへ こんにちは。6月最終…

Favorite Blog

70系カムリ 運転席… Fract5さん

TrainMの日記&トー… TrainMさん
わたしはアーガマの… アーガマの掃除屋さんさん
ガンプラをディオラ… MS109さん
High-Maneuver(ハイ… Zeakさん
なんでもあり~なブ… ememem1976さん
ガンダムマニア ガルマ・Z・ノダさん
Way to Limit GUNPLA MALINK00さん
ガンプラだってば! くま778さん
北の大地からありが… イゴチュセヨさん

Freepage List

Archives

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

2015/09/26
XML
テーマ:大サトー(2)
カテゴリ:考察
 本日2度目の更新です。



 今回は少々趣きを変えまして、仮想戦記の傑作「征途」劇中にある「10・4・10・10艦隊計画」について考えて行きたいと思います。



 そもそも本計画は1970年代末に始動、2001年の完成を目指して策定されました。

 計画名の「10・4・10・10」は整備するべき護衛艦の数を表しています。

 順に・・・

 ・イージスおよび、その改造型の大型護衛艦10隻
 ・イージスの索敵能力のみを付与された航空護衛艦(空母)4隻
 ・大量の対空ミサイルを装備したミサイル・キャリアー10隻
 ・新型対潜護衛艦10隻

   を建造し、2つの機動部隊に分けて配備する・・・というものでした。



 そして1993年の時点での配備状況(劇中の描写を元に推定)は、

 ・「こんごう」級イージス搭載大型護衛艦4隻。
 ・「しょうかく」級航空護衛艦2隻・「ほうしょう」級双胴航空護衛艦1隻(もう1隻は建造中)。
 ・「あきづき」級打撃護衛艦(ミサイル・キャリアー)1隻(公試段階)。
 ・「しらね」級対潜護衛艦2隻(推定)・「はつゆき」級対潜護衛艦12隻・「あさぎり」級対潜護衛艦8隻。

 この他には「やまと」級超大型護衛艦(戦艦)がイージスシステム艦に改装されて配備されています。



 このように、対潜護衛艦が多数配備されていますが(当初の倍)、逆にイージス護衛艦は計画の半分以下です。

 原因としては、予算・人員が足りないのと、イージスシステムを付与された「やまと」の能力があまりにも高いことがあげられています。



 ここまでが劇中で述べられているものです。



 ここからが考察。

 この世界の海自は史実よりもかなり早くイージスシステム艦を建造・配備していると推定します。

 本家の合衆国海軍の「タイコンデロガ」級の就役が1983年なので、海自でもほぼ同時期に建造・配備されているのでしょう。

 そうでないと、1991年の湾岸戦争に間に合いませんし(史実の「こんごう」の就役は1993年)。

 そうなると史実の「はたかぜ」級ミサイル護衛艦(1986年就役)が飛ばされる計算になるのですが、何故か1994年の統一戦争の際、海自に配備。されていることが描写されているんですよねぇ



 これをどう考えれば良いのか?



 ひとつは、史実の「たちかぜ」級ミサイル護衛艦(1976年就役開始)が、この世界では「はたかぜ」級の名で就役している、というもの。



 もう一つが本文の「最初の”10”には排水量13000トン(※注 ちなみにここは史実より大型です)の「こんごう」級大型護衛艦4隻が含まれている」・・・という表現です。

 これは、拡大解釈すると「それ以外にも建造したよ」と考えても良いのではないか・・・? と。

 本来はすぐにでもイージス搭載艦が欲しかった海自ですが、合衆国での運用経験がまだ十分になされていない、そこで、「たちかぜ」級3番艦の建造を中止、急きょ代艦として「はたかぜ」を(史実より建造ペースを圧縮して)建造したと考えられます。



 まぁ、結局のところ、史実よりは早いものの、やはり順序を踏まえて建造せざるをえなかった・・・という結論に落ち着きました。



 「10・4・10・10艦隊計画」の他にも旧式艦や潜水艦も加わるので、この世界の海自は楽しいことになってますねぇ(笑)



 ちなみに対潜護衛艦の「しらね」級について。

 この世界では堂々と空母を保有しているので、史実の「しらね」級ヘリ搭載護衛艦はいらないかな?と思ったりもしましたが、航空護衛艦を攻撃空母として運用するために、これまた史実通り建造じたのかもしれませんね。

 名前も「山岳名」ですし。



 このように豪勢な布陣の征途海自ですが、統一戦争後はどのようになりましたかね。合衆国海軍が大損害を受けたので、南北日本の統一後は、合衆国に代わり西太平洋(もしかしてインド洋)の制海権維持に努めているのかもしれませんな。



 また気付いた点があったら、改めて述べようと思います。



 それではまた・・・




にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015/09/26 11:48:19 PM
コメント(0) | コメントを書く
[考察] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.