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カテゴリ:模型製作記
まずはじめに、このたびの「平成30年北海道胆振東部地震」に被災した全ての皆さまにお見舞いを申し上げます。また、犠牲になられた方に哀悼の意を表します。
かくいう私も短い間ですが停電に遭遇し、わずかではありますが被災者の身となりました。 その辺りは雑記で述べます。 地震があったとはいえ、仕事も進めなくてはなりません。少しですが前進させました。 今回は甲板を貼りました。 ![]() 前段階として、マストの基部を埋め込み、 ![]() その上からペタリと、 ここまでが昨日。 んで、今日の午前中は、 ![]() 甲板のマスト基部部分に穴を開け、 ![]() 試作品の製作時に作ったマストを移植しました。 このマスト、我ながら良い出来だと思ったので、本番にも使用します。 午後からは甲板周りの製作を進めようと思います。 んで、現状ココマデ。 ![]() ついでに試作品と並べました。 【雑記】 夜中、緊急地震速報で目が覚めました。事態を把握する間もなく揺れが始まります。テレビを観ようと居間に降り、なんだかんだしている内に照明の挙動が怪しい事に気づきました。その時には理由がわかりませんでしたが、すでに周波数が乱れてきていたのですね。 ややあって停電。家族で居間に集まっていました。親父とは停電の理由を推測、「苫東が落ちてバランスが崩れたかも?」「そうかもしれないね」 それからは完全な闇の世界となりました。 地震速報にもあきた頃、ふと外にでました。すると拡がるのは満天の星空。普段は文明の光にかき消されていた輝きに、思わず見入ってしまいました。 余震もありましたが、非常時は体力勝負なので、夜が白みかけていましたが寝ることにしました。 翌朝。相変わらず停電。ワンセグテレビを観ると、全道で停電なのを知りました。ウェブでも北海道電力や経産省の情報が流れてきます。昨晩の推測通り、苫東厚真の火力がダウンしたことにより、連鎖的に道内の発電所がダウンしたとのことでした。 復帰に向けて動いてはいるものの、タービンなどに損傷が見られるとの話に愕然としました。 「これは停電が長引くかも……」 だので、オカンを買い出しに行きました。少々タイミングがおくれたものの、数日分の食糧が確保できました。 午後には模型を少々いじりながら、ときおりウェブの情報を収集します。 苫東の立ち上げを断念した後は他の火力で電力をかき集めようとしているのをしりました。道南の火力・知内も再起動に向けて動いているとのこと、これが立ち上がれば本州との経路・北本連係が使えます。明日への供給復活に望みをかけました。 夕方・・・そして夜、早めの夕食を取った後、再び闇が訪れました。 昨晩の星空もきれいでしたが、この日はさらに華麗な光景を眺めることができました。初めて天の川を観測することができ、非常時ながら感動してしまいました。 電気がこないとは大変不便なもので、なにもできる事がありません。21時には布団に潜り込み、音楽を聴きながら寝入りました。 23時半ころ目が覚めました。「少し明るいな」と玄関へ降りると街灯が点いています。意外な気分になりながらも落としていたブレーカーを復帰させます。すると各種電源が立ちあがり、再び文明の利器を手にすることができました。 わずか一日足らずの経験ですが、今更ながらこれほど電気の恩恵にあずかっていたのだと思い知らされる出来事でした。 電力については色々思う事がありますが、これはもう少し事態が落ち着いてから、私自身も情報を収集してから述べようと思います。 それではまた・・・ ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/09/07 12:08:36 PM
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