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カテゴリ:思い出を小説に
「しろ」が産んだ子犬の名前は「ユキ」と決まった。雄犬だけど、きくさん もマツさんも気に入っている。 早速、手紙を運ぶ訓練が始まった。特訓は、はじめから過熱気味だった。 けれど「ユキ」は未だ生後3ヶ月の子犬だ、無理にきまっている。 当然、われらが「ユキ」は芸を覚えきれないでいる。 きくさんもマツさんも、芸を覚えさせる。つまり、作治さんときくさんとの間 で、しばらく途絶えたままの手紙のやりとり (それは、ほとんど交換日 記のようなもので ・・・現代のブログの日記に親しい人がコメントをするのに似ていた・・・ 例えば、作治さんの返事・・・ 「昨日の虹な・・・それ、おれも見た」 とか 「流れ星?・・・見てないなぁ・・・綺麗だったか?・・・」 こんな感じ かな?) そんな感じの手紙のやりとりを再会したい!その思いがつよすぎた為、 二人とも「ユキ」が まだ子犬だといういことを忘れてしまっていた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.13 23:44:39
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