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カテゴリ:株式投資
で私が思い出すのが名著『マネーマスターズ列伝』の日本語版でのエピソード。
著者ジョン・トレインが「日本の読者へ」の筆をとったのがあの911から13日後、まだ白煙立ち上るマンハッタンのオフィスだったそうです。 訳者は当然テロに関することが書いてあるものと思っていたようですがテロのテの字も見当たらないので肩透かしをくらったようでした。 ジョン・トレイン氏は経済外で起こった市場にとって第2義的な材料ととるべき場合が多いこと。大事件に対するマーケットの過剰な悲観反応には逆に注意を要することを訳者に語ったようです。 それにしてもまだ白煙立ち上るなかでのそのようなことを冷静に客観視できるジョン・トレイン氏はまさにバリュー投資家に必要なマインドを持っていたといえるでしょう。氏もまた長年にわたって年率平均20%のパフォーマンスを叩きだす優秀なバリュー投資家なのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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