ニューアイテム自慢
先日、懇意にしていただいている方から、とんでもなく良いものをいただきました。 分かる人には、すぐ分かるものでしょうが、実はこれプロ仕様のカットばさみです。 …そう、理髪師さんの商売道具ですね。 これをいただいた方の弟さんが、実は親の代から続く、生粋のハサミ職人なのだそうです。 ブレードの一部に極々微細な傷があり、商品にならないのだとか…(デジカメの画像で、その傷を写すのは不可能なほど、超微細な傷です。切れ味には100パーセント、影響のない場所。) これを、ひょいと差し出して「やる。」…って、一言。 おっとこ前ですねぇ。 何気なく「買ったら、いくらくらいするのん?」なんて聞いたら、片手を広げてました。 手持ちのタイイングシザースの、最も高価なもので3,000円程度ですので、その10倍以上のお値段! ジャパネットで金利負担してもらって、ローン組んでも買えませんよねぇ。 これは何かお礼をしなければ…「Yさん、どれ飲む?」「…って、おまえ120円かい!」 なんと、サン○リーBO○Sのブラックコーヒー1本で、手を打ちました。 この手に馴染む感触といい、刃のとんでもなくシルキーな噛み合わせといい、もちろん言うまでもない切れ味の良さといい…もう、非の打ち所はありません。 「使うの勿体ないなぁ。切るもの限定して、使った後は油引いとかないとね。」 「大丈夫や!切れんようになったら、弟に砥がせたらええねん!」 …って、もう至れり尽くせり。 ハックルファイバーの1本が、全く滑らずに、ほぼ当たった瞬間に切れるハサミ…なかなかありませんよね、こんなタイイングシザース。 良い道具があるだけで、巻き手の腕まで上がったような錯覚に陥ります。(kuni)