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カテゴリ:夏花風景
毎月の第2金曜日の「自然ウォッチング」、第4水曜日の「野の花めぐり」と月に2度ある森林公園の観察会を楽しみにしている一人です。毎回100人を越える人気ぶりは凄いですね・・・ 今回のテーマは「エンシュウムヨウランとイチモチソウ」でした。エンシュウムヨウランは落葉樹林下に生育する腐生ランです。 イチモチソウはモウセンゴケ科の食虫植物です。そのほか新緑が深まる5月後半、花が少なくなってきたようですが、まだまだ興味のある植物が多いですね・・・今回は続きの2回目です。
(1) イシモチソウ(石持草)モウセンゴケ科・・・食虫植物。茎生葉には粘液滴がつき、これで小石を粘りつけて持ち上げることができるとして和名がある。白花が咲くのですが、この日は日照不足なのか開花はしていませんでした。高さ10~20cmと背が低く撮りにくいですが、キラキラと輝く粘液が魅力的。
(2) イロハモミジ・・・赤いプロペラが上に向きを変えていました。花の時は受粉を誘うように下向きに、その後は日照が良くなるように上を向くそうです。生きる為の工夫なんですね。
(3) コウゾ(楮)クワ科・・・ヒメコウゾとカジノの雑種である。和紙の原料としても使われている。果実は集合果で、甘味があって食べられるが、花糸部分が残っており舌触りが悪いので、クワの実のような果樹としての価値はない。
(4) ゴウソ(別名:タイツリグサ)(郷麻) カヤツリグサ科・・・名前の由来ははっきりしないそうです(田畑の周りに生える麻という意味で,葉を使って物を結び束ねるのに用いられたことによるという説もあるそうです)。
(5) トキワサンザシ(常盤山査子)バラ科・・・別名:ピラカンサス
(6) ナツグミ(夏茱萸)グミ科・・・「茱萸」の名前は、「含む実(くくむみ)」(実を口に含み皮を出す意味)が変化して「ぐみ」になった。また、渋みがあるため「えぐみ」から「ぐみ」になったという説せつもある。「夏」は夏の時期に実がなるからでしょう。もう色づき始めていました。
(7) ノギラン(芒蘭)ユリ科・・・7.8月が花の時期ですが、もう茎が伸び始めていました。
(8) ボダイジュ(菩提樹)シナノキ科・・・初夏の頃、小さく黄色っぽい、目立たない花が咲く。花房の元の部分の苞(ほう)と呼ばれる部分はシナノキによく似ている。
(9) 水生園・・・アヤメ・キショウブ・カキツバタが見頃でした。
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最終更新日
2011/06/04 06:53:55 PM
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