M.KEIZOの「花のある風景」撮りある記

開園早々からギラギラと太陽が照りつける真夏の東山植物園は、さすがに人は少なめです。

夏の植物園の楽しみは、鮮やかな色のスイレン・湿地の花とハッチョウトンボ・薬草の道と東海の森で見かける草花が、私なりの楽しみ・・・

今回は「薬草の道と東海の森」編です。

木陰が多い薬草の道ですが、依然として暑く、相変わらず汗が吹き出てくる感じです。時折流れてくる爽やかな風と花に出会うことが何よりの和みでした。猛暑の外出はかなりの勇気と決断がいりますね・・・

（１）　イワナンテン【岩南天】ツツジ科・・・山地の崖に垂れて生え、関東、東海、近畿地方に分布。名は、岩場に生え、葉がナンテンの葉に似ているのでつけられた。

（２）　ウバユリ【姥百合】ユリ科・・・名の由来は、花の咲く時期に歯（葉）がないことを語呂合わせしたものとか。

（３）　オミナエシ【女郎花】オミナエシ科・・・秋の七草の１つ、秋を感じる花ですね。

（４）　カリガネソウ【雁草】クマツヅラ科・・・名は花の形を飛ぶ雁に見立てたもの。見えますかぁ～

（５）　カワラナデシコ【河原撫子】ナデシコ科・・・秋の七草の１つ。花は淡紅紫色、直径は4～5ｃｍ。花弁は5個で、先が深く糸状に細裂する。萼筒は、長さ3～4ｃｍと長い。苞は3～4対。

（６）　ギボウシ【擬宝珠】の仲間

（７）　シュウカイドウ【秋海棠】シュウカイドウ科・・・名の由来は花がカイドウに似て、秋咲くことから。

（８）　ノリウツギ【糊空木】ユキノシタ科・・・名の由来は樹皮に含まれる粘液を和紙製造の糊に用いたことから。

（９）　ハマオモト【浜万年青】ヒガンバナ科・・・一般にはハマユウと呼ばれ、庭にもよく植えられている。

（１０）　ヤブミョウガ【藪茗荷】ツユクサ科・・・葉は長さ15～30ｃｍの狭長楕円形で、笹によく似ている。葉の中央から出た茎の先に両性花と雄花がまじって、白い花がつく。果実は直径約5ミリで、熟すと紫色～黒色になる。

（１１）　ショウジョウトンボ　トンボ科・・・アキアカネなどの普通のアカトンボよりもひとまわり大きい、全身が真っ赤なトンボ。

名古屋市千種区東山元町・・・（2011.08.03　）