カテゴリ:万葉恋々
大伴家持
船競ふ堀江の川の水際に来居つつ鳴くは都鳥かも 万葉集 4462 船が先を競うように行く堀江の川の水際に来て鳴いているのは 都鳥かなあ。 註 堀江の川:現在の大阪・天満川。 都鳥:現在の百合鴎(ゆりかもめ)。 かも:軽い疑問、詠嘆、感動などを包含する、現代日本語にはない、余情溢るる古語。平安期からは「かな」に取って代わられたが、擬古的(レトロスペクティヴ)な文体としては現在でも用いられる。筆者も大好きである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月22日 10時38分02秒
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