カテゴリ:独楽吟 ――橘曙覧のリアル
橘曙覧(たちばなのあけみ)
たのしみは雪降るよさり酒の糟あぶりて食ひて火にあたる時 志濃夫廼舎歌集 独楽吟 楽しいのは、雪降る夜に 酒粕を炙って食べて火鉢の火に当たっている時。 註 よさり:夜が来ること。転じて、夜そのもののこと。「さり」は動詞「さる」の連用形体言。「さる」は、現代語「去る」の語源だが、古くは方向を問わず移動することを指し、多くの場合「来る」の意味に用いられた。英語「come」の用法と似ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月11日 15時10分58秒
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