カテゴリ:童謡・民謡 桃源郷
北原白秋(きたはら・はくしゅう)
揺籃のうた ゆりかごの うたを カナリヤが 歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの うえに びわの実が ゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの つなを 木ねずみが ゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの 夢に 黄色い月が かかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ 雑誌「小学女生」(大正10年・1921) 作曲:草川信 註 カナリヤ、枇杷の実、木ねずみ(リス)、黄色い月、いずれも黄色っぽいものでイメージが統一されているように思われる。 皇后さま、難病の子に「揺籃のうた」披露 ──カナダ「小児病院」訪問 【中日新聞7月10日付朝刊】 【トロント=森川清志】カナダをご訪問中の天皇、皇后両陛下は 9日午前(日本時間9日深夜)、医療施設「小児病院(シックキッズ)」を訪問された。皇后さまは、難病の子どもがいる同病院の読書室で、北原白秋作詞、草川信作曲の子守歌「揺籃(ゆりかご)のうた」を歌われた。皇后さまが公の場で歌を披露するのは珍しい。 皇后さまは約10人の子どもがいた読書室で、天皇陛下とソファに座り、英語で「会えてとてもうれしい。私が子育てをしていた時の子守歌を披露します」と話した。 優しい表情で1、2、4番を歌い「Sleep well tonight(今夜はぐっすり眠ってください)」と笑いかけた。両陛下は子どもたちと懇談。子どもの一人は「よく眠れそうです」と話していた。 両陛下は、ピエロに扮(ふん)したセラピストが手品やゲームで子どもを和ませるプログラムも見学。天皇陛下はピエロに「何年やってるんですか」と話しかけていた。 同病院は18歳以下の子どもを対象に、最高水準の医療を提供する専門病院。理事長は日系人弁護士のコニー・スギヤマさんで、日本人医師も働く。心理カウンセリングにも力を入れている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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