カテゴリ:万葉恋々
丹比真人国人(たじひのまひとくにひと)
筑羽嶺を外のみ見つつありかねて 雪解の道をなづみ来ぬかも 万葉集 383 筑波嶺を遠くから見ているのに我慢できなくて 雪解けの道を難渋して来てしまったよ。 註 筑羽嶺(筑波嶺):筑波山。 なづむ(なずむ、泥む):行きなやむ。とどこおる。はかばかしく進まない。cf.「暮れなずむ日」(なかなか暮れない日)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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